EAAトークシリーズ 第9回 この国の『年を重ねる』を、もっと豊かに。
基本情報
| 区分 | 講演会等 |
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| 対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員 |
| 開催日(開催期間) | 2026年1月22日 18時 — 19時45分 |
| 開催場所 | ハイブリッド, その他学内・学外 |
| 会場 | 対面:東京ミッドタウン八重洲 4階東京大学八重洲アカデミックコモンズ(開場:17:30) オンライン:Zoom開催 |
| 定員 | 40名 |
| 参加費 |
無料
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| 申込方法 | 要事前申込
対面・オンラインいずれも参加をご希望の方は、申し込みフォームより事前登録をお願いします。
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| 申込受付期間 | 2025年12月22日 — 2026年1月22日 |
| お問い合わせ先 | 東アジア藝文書院(EAA) 担当:三野綾子 minoayako*g.ecc.u-tokyo.ac.jp ※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。 |
ダイキン東大ラボ後援 EAAトークシリーズ
「空気のデザイン—共に変容する」(Designing Air—Through Changing Together)
第9回「この国の『年を重ねる』を、もっと豊かに。――共に変容する銀行のカタチ」

本トークシリーズは、様々な分野で活躍されている実務者と主に人文系研究者による対談企画です。毎度企業並びに大学を含む研究機関よりゲスト・スピーカーを1名ずつお招きして、科学技術の発展や持続可能性への要求がもたらす社会変容と人間の心身の変容について議論を試みています。人間が何かと共に変容していくことを促すものとしての商品やサービス等の役割に着目しながら、今日私たちが直面している様々な社会課題の解決に向けた方策について考えてみたいと思います。そして、社会や環境や空気がデザインされていくことを巡る根源的な問いを明らかにしていきます。
第9回は「この国の『年を重ねる』を、もっと豊かに――共に変容する銀行のカタチ」です。
三井住友銀行でシニア世代の方々のウェルビーイングを実現するために新しいサービスの提供に取り組んでいる佐伯亜紀子さんと、「共生」という概念を「co-becoming」と解釈して、共に変容しながら成長していく新たな倫理のかたちを提唱する中国哲学の中島隆博さんが対談します。「七十にして、己の欲するところに従いて矩をこえず」と孔子は言いました。長寿時代のよりよき生について、共に豊かな想像力をめぐらせる場になるにちがいありません。
【ゲストスピーカー】
佐伯亜紀子
株式会社三井住友銀行のライフシフト・ソリューション部長。株式会社三井住友銀行ライフシフト・ソリューション部長。営業店にて個人向け営業に従事後、旗の台支店、恵比寿支店等にて支店長歴任し、赤羽川口エリア支店長を経て、2024年4月より現職。株式会社SMBCファミリーワークス監査役。現部署では『この国の「年を重ねる」を、もっと豊かに。』をパーパスとし、人生100年時代において、主にシニア世代の方々のウェルビーイング実現に貢献できるようなサービスを提供。銀行員が「豊か」というと、お金の豊かさをイメージできるが、この取組では、お金以外の「健康」「生きがい」の充実もお手伝いすることで、お客さまに「豊かさ」を実感していただくことを目指す。
中島隆博
東京大学大学院総合文化研究科教授、東京大学東洋文化研究所教授・所長。専門は中国哲学・東洋哲学および西洋哲学(特に大陸哲学系現代思想)との比較研究。哲学史、倫理学、表象文化論など学際的な領域を幅広く扱い、西洋哲学の手法を用いた中国哲学の再読に取り組んでいる。近年は、先端科学技術と人文社会科学の対話を目指す「新しい啓蒙」プロジェクトを主導。理性中心の近代的人間観(Human Being)を批判的に乗り越え、不完全で身体を生きる存在として他者とともに人間的になりゆく過程(Human Co-becoming)から人間を捉え直し、人間と技術の関係を再考する試みを展開している。中村元賞(1993年)、第25回和辻哲郎文化賞(2013年)受賞。
【総合司会・モデレーター】
石井剛
東京大学大学院総合文化研究科教授、東京大学東アジア藝文書院(EAA)院長。専門は中国近現代思想史。清代考証学から近代中国哲学への転換過程を、戴震・章炳麟(章太炎)・劉師培らの言説を通じて解明する研究を行い、漢学(文献学)と哲学の関係、言語と政治の問題を探究している。主な著書に『戴震と中国近代哲学----漢学から哲学へ』(知泉書館、2014年)、『齊物的哲學:章太炎與中國現代思想的東亞經驗』(華東師範大学出版社、2016年)。
【言語】日本語
【主催】東アジア藝文書院(EAA)
【後援】ダイキン東大ラボ


