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イノベーションの創発に向けた、リベラルアーツの可能性

掲載日:2022年9月27日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年10月4日 18時 — 20時
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
下記のURLより参加登録を行い、登録確認メールに記載のリンクからご参加ください。
https://live20221004.peatix.com/view

※必ずお一人さま1チケットのお申し込みをお願い申し上げます。
※本イベントのアーカイブ配信は予定しておりません。
申込受付期間 2022年9月26日 — 2022年10月3日
お問い合わせ先 教養学部教養教育高度化機構 宮澤
live-group*g.ecc.u-tokyo.ac.jp
※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。

リベラルアーツで考える「幸せとは?」
~イノベーションの創発に向けた、リベラルアーツの可能性~

近年、イノベーションを生み出すための切り口として、ビジネス界でも「教養」「リベラルアーツ」への注目が集まっています。ロジカルシンキングなどの既存のビジネスの思考だけでは、社会の本質的な課題を見つけることや、大きな時代変化をとらえること、多様な分野を超えての共創を進めることが、難しくなってきています。ここを突破するために、「リベラルアーツ」を学ぶことがビジネスパーソンにも求められているのではないかと言われています。

このオンラインセミナーでは、本学教養学部がこれまで涵養してきた「教養の知」と株式会社博報堂が培ってきた「生活者発想」の共創から、社会的に価値があるもの(イノベーションやブランド)を生み出すことを考えていきたいと思います。

「リベラルアーツ」の可能性を探求するための具体的な題材として、「幸せ」というテーマを扱います。哲学やシェイクスピア文学、文化人類学から開発経済学、身体運動科学まで、本学総合文化研究科・教養学部に所属する多様な領域の研究者が、「幸せ」について様々な視点で語る取材レポートをヒントに、「幸せ」とは何なのか、そこから何が生まれうるのかを考えていきたいと思います。

セミナーでは、本学総合文化研究科・教養学部の教授や株式会社博報堂でブランディング/イノベーション創出を担う部門のリーダーも登壇し、アカデミアとビジネスの両方の視点から、「リベラルアーツ」の可能性を議論していきます。

「リベラルアーツ」に関心のある方、ビジネスにおけるイノベーション創造や価値創造に取り組まれている方、「幸せ」について考えてみたい方、さまざまな方のご参加をお待ちしています。


<当日のコンテンツ(予定)>
●はじめに 森山 工(本学総合文化研究科長・教養学部長)
●「リベラルアーツが生み出すイノベーション」
      真船文隆(本学大学院総合文化研究科教授)
      宮澤 正憲(本学教養学部特任教授 / 博報堂)
●「幸せ」についてリベラルアーツ×生活者発想で考える
・本学教養学部のさまざまな専門家から見た「幸せ」とは
・「幸せ」生活者調査
      ボヴェ啓吾(本学教養学部ブランドデザインスタジオ講師 / 博報堂)
・総括コメント
●クロージング

※内容については変更の可能性があります。
※原則全時間の参加をおすすめしておりますが、途中退出・途中参加は可能です。
※セミナーの終了後に、視聴いただいた方で数人のグループをつくってディスカッションを行う時間を設ける予定です。(20:00-20:30) 事前申し込み等は不要ですので、ご関心のある方はそのままご参加ください。

<登壇者プロフィール>

宮澤 正憲

東京大学 教養学部教養教育高度化機構 特任教授
/博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 局長

東京大学文学部心理学科卒業。博報堂に入社後、マーケティング局にて多様な業種の企画立案業務に従事。2001年に米国ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院(MBA)修了後、イノベーションのコンサルティングを行う次世代型専門組織「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」を立上げ、多彩なビジネス領域において実務コンサルテーションを行っている。
また、本学教養学部にて発想教育プログラム「ブランドデザインスタジオ」や学生向けコンテスト「BranCo!」を運営するなど、ビジネス×高等教育をテーマに教養教育活動も推進。『東大教養学部「考える力」の教室』、『「応援したくなる企業・組織」の時代』、『「個性」はこの世界に本当に必要なものなのか』など著書多数



真船 文隆
東京大学 大学院総合文化研究科教授

東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。液体の表面、原子分子の集合体であるクラスターを研究対象として、ナノ構造体のかたちと動きを原子レベルで明らかにすることを目的として研究に従事。2003 年に本学教養学部・大学院総合文化研究科に着任後は、本学の教養学部生の教育にも力を入れている。主な著書に『量子化学-基礎からのアプローチ』(化学同人)、『物理化学』(共著、化学同人)、『反応速度論』(共著、裳華房)、など。同時に教養学部附属教養教育高度化機構社会連携部門長として、博報堂との特別教育プログラム「ブランドデザインスタジオ」のコーディネーションや大学生を対象にした発想コンテスト BranCo!を共催している。




博報堂 ブランド・イノベーションデザイン ストラテジックプラニングディレクター / 若者研究所 リーダー
法政大学社会学部社会学科卒。2007年博報堂に入社。マーケティング局にて多様な業種の企画立案業務に従事した後、2010年より博報堂ブランドデザインに加入。 ビジネスエスノグラフィや深層意識を解明する調査手法、哲学的視点による人間社会の探究と未来洞察などを用いて、ブランドコンサルティングや商品・事業開発の支援を行っている。2012年より本学教養学部全学ゼミ「ブランドデザインスタジオ」の講師を行うなど、若者との共創プロジェクトを多く実施し、2019年より若者研究所リーダーを兼任。著書『ビジネス寓話50選-物語で読み解く企業と仕事のこれから』

<主宰団体 東京大学教養学部リベラルアーツ・イノベーション・ヴィレッジ(LIVe)>
今年度設立した、本学がこれまで涵養してきた「教養の知」と博報堂が培ってきた「生活者発想」の共創から社会的に価値があるもの(イノベーションやブランド)を生み出すことに挑戦するコミュニティです。
LIVeは、さまざまな境界を横断して複数の領域や文化を往き来する「教養」の知と生活者の行動や気持ち、価値観をとらえる「生活者発想」との交錯から生まれるものを探索していくことを目指しています。
また、活動を通じて、静的なものととらえられがちな「教養」に対しての社会の認識をアップデートしていくことにも取り組んでいきます。



主催:教養学部・総合文化研究科附属教養教育高度化機構社会連携部門
リベラルアーツ・イノベーション・ヴィレッジ(LIVe)


 

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