第11回 発達基礎科学セミナー

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 企業 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2023年6月16日 14時 — 15時 |
開催場所 | オンライン |
会場 | オンライン開催 |
定員 | 300名 |
参加費 |
無料
|
申込方法 | 要事前申込
こちらのページよりお申し込みください。 https://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/eventlisting/science/ds_seminar11/ |
申込受付期間 | 2023年5月29日 — 2023年6月16日 |
お問い合わせ先 | 東京大学発達保育実践政策学センター事務局 https://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/eventlisting/science/ds_seminar11/ (ページ内問い合わせボタンから) |
第11回 発達基礎科学セミナー
■講演
上野 泰治(東京女子大学 現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 教授)
要旨:英語圏におけるsewといった単語や、日本語における寿司・時計といった単語など、文字と読みの関係が非典型的な単語を私たちは読むことができます。これまでの研究では、前部側頭葉がこの非典型的な単語の音読を支えることが示唆されていましたが、因果関係については未検討でした。本発表では、TMSを用いて因果関係を示した結果を紹介します。また、なぜその脳部位が当該の認知活動を支えるか、といった認知メカニズムに関する問いを検証した再帰型ニューラルネットを紹介します。深層学習アルゴリズムを使用した最新のモデリング手法ではありませんが、簡易的なモデルでも、音読能力の獲得(発達)・低下(脳損傷)や、識字教育方法などを検証できる可能性について、皆さまと議論出来ると幸いです。
■講演
上野 泰治(東京女子大学 現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 教授)
要旨:英語圏におけるsewといった単語や、日本語における寿司・時計といった単語など、文字と読みの関係が非典型的な単語を私たちは読むことができます。これまでの研究では、前部側頭葉がこの非典型的な単語の音読を支えることが示唆されていましたが、因果関係については未検討でした。本発表では、TMSを用いて因果関係を示した結果を紹介します。また、なぜその脳部位が当該の認知活動を支えるか、といった認知メカニズムに関する問いを検証した再帰型ニューラルネットを紹介します。深層学習アルゴリズムを使用した最新のモデリング手法ではありませんが、簡易的なモデルでも、音読能力の獲得(発達)・低下(脳損傷)や、識字教育方法などを検証できる可能性について、皆さまと議論出来ると幸いです。