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日本教師教育学会×CEDEP「学校教育の変革主体としての教師」

掲載日:2023年9月12日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年9月30日 15時45分 — 18時
開催場所 オンライン
会場 オンライン開催
定員 1000名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのページよりお申し込みください。 
https://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/eventlisting/symposium/20230930symposium/
申込受付期間 2023年9月7日 — 2023年9月30日
お問い合わせ先 東京大学発達保育実践政策学センター事務局
https://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/eventlisting/symposium/20230930symposium/
(ページ内問い合わせボタンから)

日本教師教育学会×東京大学CEDEP 公開シンポジウム「学校教育の変革主体としての教師」

■企画趣旨
 近年、学校教育の変革主体としての教師を表現する言葉として、「教師エージェンシー」が用いられている。その意味は論者によって異なるが、G.ビースタ(Biesta)らが提唱するエコロジカル・アプローチは、教師エージェンシーを個人の能力として捉えるのではなく、個々人の能力と環境条件の相互作用の結果として捉える点に特徴がある。
 翻って、教師教育という時、我々は教師の「資質」や「能力」を、あたかも個人の持ち物であるかのように捉え、それを増大させることをイメージしているのではないか。近年における教師教育政策や制度改革も、個々の教師の「資質」や「能力」を育てるという考え方の束縛から逃れられず、協働することさえも協働する「資質」や「能力」のように扱っているように思われる。
 
「教師エージェンシー」へのエコロジカル・アプローチや「同僚性」「専門家共同体」「専門家の学習共同体」「組織学習」といった理論には、「資質」や「能力」をそのようなものとして捉え、教師の「主体性」を個人へと還元してしまう前提を再考し、その限界を明らかにするための契機が含まれている。エコロジカル・アプローチによれば、子どもや同僚、保護者、地域の声を聴くことと、教師エージェンシーを高めることは相即的な関係にあることになる。こうした観点から、本シンポジウムでは、 G.ビースタの教師エージェンシーに関する講演を踏まえ、現代学校教育の変革主体としての教師を探究したい。

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