2024年度 HTAエキスパート養成プログラムの受講者募集

基本情報
区分 | 募集 |
---|---|
対象者 | 社会人・一般 / 企業 / 教職員 |
募集期間 | 2024年1月29日 — 2024年4月30日 17時 |
開催場所 | オンライン |
会場 | 原則オンラインにて実施 最終回のみ国際学術総合研究棟又は伊藤国際学術研究センターにて対面開催予定 |
定員 | 30名 |
参加費 |
有料
企業・病院(含 大学病院)・メディア勤務者:50万円/官公庁・大学関係勤務者:10万円。両コースを受講される場合、アドバンストコース受講料は右記の金額となります。 企業・病院(含 大学病院)・メディア勤務者:40万円 官公庁・大学関係勤務者:8万円 |
申込方法 | 要事前申込
応募書類をPDFにして下記アドレスまでメール添付にて送信してください。 メールのタイトルは「HTAエキスパート養成プログラム応募」とし、願書には写真をデータで貼り付けてください。 Email:hpta[at]pp.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に変えてください) |
申込受付期間 | 2024年1月29日 — 2024年4月30日 |
お問い合わせ先 | 東京大学公共政策大学院 HTAエキスパート養成プログラム 担当 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 国際学術総合研究棟1314 電話: 03-5841-1324 Email: hpta[at]pp.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に変えてください) |
概要
日本では現在、新たな薬価制度を中心として、医療制度の大きな変革期を迎えています。2016年度から厚労省において医療技術評価(HTA)制度のパイロット導入が始まり、2019年度からは本格的な運用が始まりました。
このような社会的状況を受けて、医療政策・技術評価分野における人材養成が喫緊の問題となっています。東京大学公共政策大学院では、社会人や若手研究者等を対象とした「医療技術評価」次世代教育のための「HTAエキスパート養成プログラム」において、医療政策・評価に関して高度で実践的な能力を有する人材を養成します。
修得が期待されること
基本コース:
グローバルな視点から厚労省の費用対効果評価ガイドラインの流れに沿って、医療技術評価や医薬経済学の基礎を修得できる。また、すでに初級程度の知識、経験を有する人は、あらためて厚労省の費用対効果評価ガイドラインを学ぶことを通して、さらに専門性を高めることができる。また、豊富な演習によって実践力がアップし、各界からの多彩な講師陣とのネットワーク形成も期待される。
アドバンストコース:
初級レベルの知識があること(例えば、必須ではないが本プログラムの基本コースの修了)を前提として、さらに進んだ中級レベルの手法や先端研究トピックスについての知見を深める。実践力養成のため、履修者は小グループに分かれて討議を重ねて、厚労省の費用対効果評価ガイドラインに沿う仮想の費用対効果分析を行う。その結果をクラスで発表し、全体討議を行う。コース参加者は、そのような実践的な分析トレーニングを通して、医療技術評価や医薬経済学の上級レベルの実力を磨くことができる。
開講日程
基本コース:2024年5月9日~7月18日
アドバンストコース:2024年9月12日~12月5日
1週3時間、11週 計33時間 (木曜日 18:00-21:00)
受講者
基本コース:
医療関連企業の社会人、医療関連の研究者、医師・薬剤師等病院関係者、医療行政関連の公務員、メディア関係者等で、医療の技術評価や厚労省の費用対効果評価の新制度に関心がある人。あるいは実務上の必要により、医療技術評価や医薬経済学をこれから学ぼうとする人。すでに初級程度の知識、経験をアップデートしたい人。第10週の演習時にはエクセルが使えるパソコンが必要。
アドバンストコース:
医療関連企業の社会人、医療関連の研究者、医師・薬剤師等病院関係者、医療行政関連の公務員等で、医療の技術評価や厚労省の費用対効果評価の新制度に関わる実務に従事(を予定)している人。または、本プログラムの基本コース修了者。
内容
<基本コース>
<アドバンストコース>
(日程は変更となる可能性があります)
応募書類の様式等詳細については下記リンクよりご確認ください。
日本では現在、新たな薬価制度を中心として、医療制度の大きな変革期を迎えています。2016年度から厚労省において医療技術評価(HTA)制度のパイロット導入が始まり、2019年度からは本格的な運用が始まりました。
このような社会的状況を受けて、医療政策・技術評価分野における人材養成が喫緊の問題となっています。東京大学公共政策大学院では、社会人や若手研究者等を対象とした「医療技術評価」次世代教育のための「HTAエキスパート養成プログラム」において、医療政策・評価に関して高度で実践的な能力を有する人材を養成します。
修得が期待されること
基本コース:
グローバルな視点から厚労省の費用対効果評価ガイドラインの流れに沿って、医療技術評価や医薬経済学の基礎を修得できる。また、すでに初級程度の知識、経験を有する人は、あらためて厚労省の費用対効果評価ガイドラインを学ぶことを通して、さらに専門性を高めることができる。また、豊富な演習によって実践力がアップし、各界からの多彩な講師陣とのネットワーク形成も期待される。
アドバンストコース:
初級レベルの知識があること(例えば、必須ではないが本プログラムの基本コースの修了)を前提として、さらに進んだ中級レベルの手法や先端研究トピックスについての知見を深める。実践力養成のため、履修者は小グループに分かれて討議を重ねて、厚労省の費用対効果評価ガイドラインに沿う仮想の費用対効果分析を行う。その結果をクラスで発表し、全体討議を行う。コース参加者は、そのような実践的な分析トレーニングを通して、医療技術評価や医薬経済学の上級レベルの実力を磨くことができる。
開講日程
基本コース:2024年5月9日~7月18日
アドバンストコース:2024年9月12日~12月5日
1週3時間、11週 計33時間 (木曜日 18:00-21:00)
受講者
基本コース:
医療関連企業の社会人、医療関連の研究者、医師・薬剤師等病院関係者、医療行政関連の公務員、メディア関係者等で、医療の技術評価や厚労省の費用対効果評価の新制度に関心がある人。あるいは実務上の必要により、医療技術評価や医薬経済学をこれから学ぼうとする人。すでに初級程度の知識、経験をアップデートしたい人。第10週の演習時にはエクセルが使えるパソコンが必要。
アドバンストコース:
医療関連企業の社会人、医療関連の研究者、医師・薬剤師等病院関係者、医療行政関連の公務員等で、医療の技術評価や厚労省の費用対効果評価の新制度に関わる実務に従事(を予定)している人。または、本プログラムの基本コース修了者。
内容
<基本コース>
第1週 5/9 |
はじめに:基本コースの概要と目標 新型コロナパンデミックと医療対応 |
第2週 5/16 |
統計・臨床疫学など、知っておきたい基礎知識 医薬経済学と臨床アウトカム研究(HEOR)の基本 |
第3週 5/23 |
医療技術評価の倫理的課題 中医協新薬価制度をどう見るか:HTAリテラシーとEBPM |
第4週 5/30 |
費用対効果分析の手法(I) 費用対効果分析の手法(II) |
第5週 6/6 |
厚労省分析ガイドラインの解説 第1-6項 厚労省分析ガイドラインの解説 第7-12項 |
第6週 6/13 |
厚労省分析ガイドラインの解説 第13-15項 総合的評価(アプレイザル)をどう行うか |
第7週 6/20 |
費用対効果分析の実例(I) 日本の医療制度の概要と費用対効果評価制度の本格導入 |
第8週 6/27 |
電子カルテシステムを活用したデータ取得 費用対効果分析の実例(II) 評価力アップのための演習(I):経済評価の手法 |
第9週 7/4 |
医療機器の評価や価格決定について 実践力アップ:Tree Age Pro入門 |
第10週 7/11 |
評価力アップのための演習(II):確率的感度分析 評価力アップのための演習(III):エクセルの活用 |
第11週 7/18 |
コースのまとめ講義 修了証授与式 |
第1週 9/12 |
コース・オリエンテーション/ビジネス戦略の考え方 文献による費用対効果分析の事例紹介 グループ別プロジェクト:テーマ選択と自由討議 |
第2週 9/19 |
講義:中級レベルの手法 [1]QALY再考 [2]効率的フロンティア 講義・演習:TreeAge Proの実働デモ |
第3週 9/26 |
講義:中級レベルの手法 [3]ロジスティック回帰 [4]コックス比例ハザードモデル [5]プロペンシティスコア分析 グループ別プロジェクト:分析作業・実習(1)分析デザイン |
第4週 10/3 |
講義:中級レベルの手法 [6]診断とベイズ推論 [7]ベイズ統計学 グループ別プロジェクト:分析作業・実習(2)EQ5Dによる効用値測定 |
第5週 10/10 |
講義:中級レベルの手法 [8]メタアナリシスと間接比較 [9]費用対効 果受容フロンティア(CERF)[10]完全情報の期待価値(EVPI) グループ別プロジェクト:分析作業・実習(3)費用について |
第6週 10/24 |
講義:ナショナル・データベースへのアクセスと事例紹介 グループ別プロジェクト:中間発表と全体討議 |
第7週 10/31 |
講義:先端研究トピックス(1) 英国NICEの事例紹介 グループ別プロジェクト:分析作業・実習(4)ICER算出/感度分析、TreeAge実行 |
第8週 11/7 |
講義:先端研究トピックス(2) PRISMAと中医協の事例紹介 グループ別プロジェクト:分析作業・実習(5)ICER算出/感度分析、TreeAge実行の続き |
第9週 11/14 |
講義:先端研究トピックス(3) 財政インパクト分析 グループ別プロジェクト:分析作業・実習(6)結果の批判的吟味 |
第10週 11/28 |
グループ別プロジェクト:最終発表と全体討議 |
第11週 12/5 |
コースのまとめ講義 修了証授与式 |
応募書類の様式等詳細については下記リンクよりご確認ください。