第3回路面下空洞対策連絡会・空から地表からインフラを診る

東京大学生産技術研究所 空から地表からインフラを診る研究会では、2022年3月4日（金）に「第3回路面下空洞対策連絡会」と「空から地表からインフラを診る」を開催いたします。

現在日本全国で年間1万件超の道路陥没が起きています。今後一層懸念される道路陥没への対応策が、"都市の危機管理における路面下空洞対策戦略会議（2017年8月～2018年5月）"にて7つの政令市の参加により議論され、"維持管理は危機管理"であること、路面下空洞対策の先行都市の経験の共有を促進することが対策の加速化につながることが確認されました。

全国の都市の成熟化が進み中小都市においても陥没対策が必要となる流れの中で、各都市の知見・データや経験を共有・集約し、それらを活用するプラットフォーム構築の実践を目指し、2019年11月13日に第1回、2020年12月3日に第2回路面下空洞対策連絡会が開催されました。今回第3回の連絡会を開催し、全国の陥没対策に関わる施設管理者間で知見と経験の共有と、今後の連携の在り方について議論をさらに深めます。

【第3回 路面下空洞対策連絡会 －合理的な道路陥没対策に向けた知見と経験の共有－】
○日時：2022年3月4日（金）10：00～12：00
○場所：オンライン（要申し込み）
〇申し込み締切：2022年3月3日（木） ※ 定員 500 名、先着順
○申し込み方法：下記リンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/YyVTMFS75HwVLMUq5
または、参加ご希望全員の氏名／ご所属／連絡先（メールアドレス）記載の上、下記アドレスまでメールをご送信ください。
問合せ・参加申込送付先：吉本（yosimoto@iis.u-tokyo.ac.jp、03-5452-6472）

○プログラム
10：00
開会・趣旨説明
10：10
路面下空洞調査に関する技術評価の取組について　　　国土技術政策総合研究所 渡邉一弘
10：20
道路インフラ表面・地中モニタリングの最先端　　　東京大学 水谷司
10：40
北海道三笠市道道陥没の調査結果とメカニズム 　　　土木研究所 林宏親
11：00
道路陥没対策ソリューションの開発 　　　東京大学 桑野玲子
11：20
空洞対策取組事例 －成熟都市における陥没対策の経験の共有と今後の連携－
路面下空洞調査結果と衛星SAR のアーカイブデータの比較による実務利用に向けた検討
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 府中市都市整備部 楠本俊二郎
静岡市における路面下空洞対策の取組について         静岡市道路保全課 鏡味志津枝
11：50
空から地表からインフラを診る特別研究会 紹介　　　東京大学 竹内渉
12：00 閉会

【空から地表からインフラを診る －合わせ技でインフラの脆弱性をあぶりだす－】
○日時：2022年3月4日（金）14：00～15：30
○場所：オンライン（要申し込み）
○申し込み方法：下記リンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/YyVTMFS75HwVLMUq5
※「第3回路面下空洞対策連絡会」と事前登録、当日配信URL は同一です。

○プログラム
14:00 合成開口レーダーSAR を用いた地盤変動探査技術の紹介とデモストレーション      東京大学 竹内渉
15:00 SF-CW レーダーのデモストレーション      東京大学 水谷司
15:30 閉会