第18回東京大学の海研究シンポジウム「海に生きる次世代を育てる」
基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2023年10月10日 13時 — 17時 |
開催場所 | 本郷地区,ハイブリッド |
会場 | 東京大学 農学部・弥生講堂 一条ホール https://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/ |
定員 | 300名 |
参加費 |
無料
懇談会費1,500円 |
申込方法 | 要事前申込
下記URLよりお申し込み頂けます。 https://forms.gle/BpXKhLTNirraaoG39 |
申込受付期間 | 2023年9月7日 — 2023年9月30日 |
お問い合わせ先 | 東京大学海洋アライアンス連携研究機構 TEL: 04-7136-6416(内線:66416) E-mail: oa-office@oa.u-tokyo.ac.jp |
東京大学海洋アライアンス連携研究機構は、毎年1回、本学で行われている海洋研究を社会にわかりやすく紹介する「東京大学の海研究」シンポジウムを開催しています。今年のテーマは「海に生きる次世代を育てる:東京大学は海洋人材育成のために何ができるか」です。
海はいま、生態系を始めとする環境の保全、エネルギー資源の持続的利用、海洋権益の確保など、さまざまな問題を抱えています。こうした問題に対処するには、自然科学や社会科学を融合させた教育や研究が求められます。ところが、現在の初等中等教育では海に関する学習が各教科に分散し、海を複合的に学ぶことが困難です。そこで、本学では2009年から、大学院生を対象とする文理横断型の「海洋学際教育プログラム」を実施しています。
今回のシンポジウムでは、初等中等教育における海洋教育の現状や、本学で行われている海に関する教育などを紹介し、海洋が抱えるこうした社会問題に立ち向かえる高度な人材を育成するために大学はなにをすべきかを、参加者のみなさまと考えたいと思います。
「東京大学の海研究」シンポジウムは、新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン開催が続きましたが、今年は4年ぶりに会場での開催になります。オンラインによる同時配信も予定しています。これを機に、ぜひ多くの方に海洋教育への関心を高めていただけると幸いです。
第18回「東京大学の海研究」シンポジウム
「海に生きる次世代を育てる:東京大学は海洋人材育成のために何ができるか」
日時: | 2023年10月10日(火) 13:00~17:00 |
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場所: | 東京大学農学部一条ホール |
参加費: | 無料 |
参加方法: | 事前登録制 |
※こちらからご登録ください ⇒ 海洋アライアンスHP https://www.oa.u-tokyo.ac.jp/news/285.html
オンラインご希望の方は折り返しご連絡ください。登録フォームにご登録頂きましたメールアドレスに後ほどウェビナーのURLをお送りします。
※参加登録は9月30日(土)までにお願いします。
※定員(会場300名、オンライン1000名)になりしだい、締め切らせていただきます。
● PROGRAM
[開会]
13:00~ | ・開会挨拶 木村伸吾 (海洋アライアンス連携研究機構 機構長 東京大学 新領域創成科学研究科 / 大気海洋研究所 教授) |
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・趣旨説明 沖野郷子 (海洋アライアンス連携研究機構 副機構長 東京大学 大気海洋研究所 教授) |
[第一部] 海に親しみ、海を知る
13:05~ | ・「地球温暖化に挑む海洋教育」 茅根 創 (東京大学 理学系研究科 地球惑星科学専攻 教授 / 教育学研究科附属海洋教育センター 副センター長) |
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13:20~ | ・「『海と希望の学校 in 三陸』-ローカル・アイデンティティ構築のためにやってきたこととこれから」 北川貴士 (東京大学 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 / 大気海洋研究所 教授) |
[第二部] 海で学ぶ、海で考える
13:35~ | ・「教養部全学ゼミ『海のアジア』」 折山光俊 (経済産業省 貿易経済協力局 技術· 人材協力課 経済協力研究官) |
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13:50~ | ・「『海で学ぶ』三崎臨海実験所における分野横断的体験型演習」 早稲田卓爾 (東京大学 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 教授 ) |
14:05~ | ・「研究・教育において現場や地域に行くこと関わること」 安田仁奈 (東京大学 農学生命科学研究科 生圏システム学専攻 教授) |
14:20~ | ・「水中ロボコン - 水中ロボット競技会を通した学生教育」 巻 俊宏 (東京大学 新領域創成科学研究科 / 生産技術研究所 准教授) |
[第三部] 海のリーダーを育てる
14:50~ | ・「洋上風力をめぐる、地元社会の合意形成」 山口健介(東京大学 公共政策学連携研究部 特任講師) |
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15:05~ | ・「カーボンニュートラル社会実現に向けた海藻藻場の役割と可能性:大学院生の視点から」羽根由里奈 (東京大学 農学生命科学研究科 農学国際専攻 特任助教) |
15:20~ | ・「海洋学際教育プログラムの15年」 山本光夫(東京大学 農学生命科学研究科 農学国際専攻 教授) |
15:35~ | ・「求められる海洋人材:第4期海洋基本計画における取組」 諏訪達郎 (内閣府総合海洋政策推進事務局 海洋政策調整官) |
15:50~ | ・「日本において海洋の産官学連携はなぜ活性化しないの?」 山口 功(日本電気株式会社ANS ビジネスプランニング統括部 上席技師) |
16:05~ | ・「文理融合とは言うものの……」 保坂直紀(東京大学 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻 / 大気海洋研究所 特任教授) |
[第四部] パネルディスカッション
16:20~ | 「海洋学際教育プログラムに参加して」 モデレーター: 脇谷量子郎( 東京大学 海洋アライアンス連携研究機構 特任准教授) パネリスト 卒業生: 五十嵐慶一( 国連気候変動枠組条約事務局(UNFCCC) ) 参加学生: 荒井宗一郎,鈴木拓実,マーク雪,渡部熙 |
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[閉会]
・閉会挨拶 林 昌奎 ( 海洋アライアンス連携研究機構 副機構長 東京大学 生産技術研究所 教授)