OceanDNAテック2026
基本情報
| 区分 | 研究会等 |
|---|---|
| 対象者 | 社会人・一般 / 企業 / 大学生 / 教職員 |
| 開催日(開催期間) | 2026年11月5日 13時 — 20時30分 |
| 開催場所 | 柏地区, ハイブリッド |
| 会場 | 東京大学大気海洋研究所2F 講堂 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6009 |
| 参加費 |
無料
|
| 申込方法 | 要事前申込
次のホームページより申し込みください http://ecosystem.aori.u-tokyo.ac.jp/OceanDNAtech/2026/ |
| 申込受付期間 | 2026年10月2日 — 2026年10月31日 |
| お問い合わせ先 | oceandna.tech(a)gmail.com ※(a)->@へ変換してください。 |
概要
「OceanDNAテック」は、環境中での生物動態をモニタリングするツールとして急速に普及してきた環境DNA/RNA(environmental D/RNA: eNA) 解析について、その技術的な側面に焦点を当て、企業、行政、学術等の多様な業界の皆さまと広く情報交換することを目的としています。
環境DNAとは、環境中に存在する生物由来の細胞(水中では主に表皮からの剥離と糞便に由来)および微生物細胞から抽出回収されるDNAを意味します。回収したDNAを解析することにより、現場に生息する生物種の特定や存在割合、多様性の把握に利用できます。環境DNAによるモニタリングは生物個体そのものを採集しないため、サンプリングが容易でかつ野生生物に負荷の少ない利点もあります。さらに、最近ではDNA同様に環境中に残存するRNAを解析することにより、新たな生物マーカーとして利用する試みも進んでいます。
近年のDNA配列解析技術の飛躍的な進展により、ウイルスやバクテリアから、動植物プランクトン、魚介類、海棲大型動物まで、多様な海洋生物のDNA配列と遺伝子情報の蓄積が加速度的に進んでいます。こうしたDNA配列や遺伝子情報の蓄積が、eNAを利用した海洋生物の多様性や動態研究を発展させる大きな原動力となっており、海洋におけるeNA解析は今後もますます普及、発展していくことは間違いありません。
当研究所においても、文部科学省「海洋資源利用促進技術開発プログラム」による「海洋生物遺伝子情報の自動取得に向けた基盤技術の開発と実用化」および、東京大学FSIプロジェクト「オーシャンDNAプロジェクト:海洋DNAアーカイブ・解析拠点形成による太平洋の生物多様性と生物資源の保全」といったプロジェクトにより、海洋研究開発機構や千葉県立中央博物館などと協力し、海洋における各種生物群の動態をモニタリングできる現場型環境DNA自動分析装置と、その周辺技術の開発を行ってきました。
今回の講演では、船舶や自動観測装置を利用した新たな環境DNAサンプリング、得られたデータの可視化・解析、画像観測との組み合わせ、迅速な核酸濃縮技術、さらに微生物の活動を捉える解析手法など、海洋生物をより広く、効率的かつ詳細にモニタリングするための最新技術についてご紹介します。
参加方法や詳細は次のホームページをご覧ください
http://ecosystem.aori.u-tokyo.ac.jp/OceanDNAtech/2026/
プログラム
11月5日(木)
13:00~13:30 受付
13:30~13:40 趣旨説明
濵﨑 恒二(東京大学・大気海洋研究所・教授)
セッション1
13:40-14:05 講演1 民間船舶を用いたeDNAサンプリング(オンライン)
笠井 亮秀(北海道大学大学院・水産科学研究院・教授)
14:10-14:35 講演2 環境DNAデータを地図と系統樹に描くwebツール:eDNAmapとphyloBARCODER
井上 潤(東京大学・大気海洋研究所・准教授)
14:40-15:05 講演3 環境DNA自動ろ過装置による時系列サンプリングの実証試験
木村 伸吾(東京大学・大気海洋研究所・教授)
15:05-15:25 休憩
セッション2
15:25-15:50 講演4 「そこに何がどれだけ居たのか?」――PlanktoScopeによる環境DNA解析の補完・拡張
北島 聡(水産研究・教育機構・水産資源研究所・主任研究員)
15:55-16:20 講演5 迅速・簡便な核酸濃縮技術「QuickConc」の開発
岩本 遼(株式会社AdvanSentinel・研究員)
16:25-16:50 講演6 DNAトレーサー法で捉える、増殖する海洋細菌の多様性
谷口 亮人(近畿大学・農学部・准教授)
16:50-17:10 休憩
セッション3
17:10-17:30 パネルディスカッション
17:30-17:40 閉会あいさつ
18:00-20:30 参加者交流会 大気海洋研究所217教室


