東京カレッジ講演会「役に立たない機械の目的とは何か」

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2025年4月9日 15時 — 16時30分 |
開催場所 | オンライン |
参加費 |
無料
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申込方法 | 要事前申込
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_sHxJ1H02TE6U3O0r-BURWg#/registration |
申込受付期間 | 2025年3月12日 — 2025年4月9日 |
お問い合わせ先 | tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp |
要旨
ヒューマノイドロボットが注目されているが、実際に人間やその他のロボットと比べてヒューマノイドロボットは何を得意とし、安価であるのかを正確に特定することは難しい。その問題は哲学者にとって大きな課題となっている。本講演では、2017年に市民権を与えられた最初のヒューマノイドロボットであるソフィアを事例として取りあげ、その奇妙な機械が、救世主機械(他の機械の到来を告げる機械)、形而上学的機械(誰が人間か、誰が生きているかなど、根本的な形而上学的質問を私たちに強いる機会)、そして魔法の機械(危険な機械への恐怖と戦うのに役立つ機械)の役割を担うことにより、社会において繊細な位置を占めていることを論じる。プログラム
講演Dominique LESTEL (東京大学東京カレッジ 招聘教員; パリ高等師範学校 現代哲学・哲学行動学准教授)
コメンテーター
Gentiane VENTURE(東京大学大学院工学系研究科 教授)
司会
江間 有沙(東京大学東京カレッジ 准教授)