東京カレッジ講演会「黒死病の世界:新たなアプローチ」

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2025年4月16日 10時 — 11時30分 |
開催場所 | オンライン |
参加費 |
無料
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申込方法 | 要事前申込
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_1fZdrnZQRNS5ciuvSS0vKg#/registration |
申込受付期間 | 2025年3月12日 — 2025年4月16日 |
お問い合わせ先 | tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp |
要旨
1347年からヨーロッパに広がった第二次ペスト大流行は「黒死病」と呼ばれ、史上最大の人口災害として知られている。今日では、葬送考古学、人類学、微生物学、環境科学を組み合わせた学際的研究により、ペスト研究のアプローチは大きく変容した。DNA分析や気候研究の進展は新たな理解をもたらしたが、長期的で世界規模の出来事をどのようにしてグローバル・ヒストリーとして叙述すべきか、という課題は残されている。ペストの流行経路は世界のつながりを示すが、その正確な地理は依然として不明瞭である。そはまるで群島のように不連続でありながらもグローバルな広がりを持つ。プログラム
講演Patrick BOUCHERON(コレージュ・ド・フランス 教授)
コメンテーター
鈴木 晃仁 (東京大学大学院人文社会系研究科 教授)
司会
島津直子(東京大学 東京カレッジ 教授)