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現代日本研究センター ブックトークシリーズ

掲載日:2023年2月17日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年3月17日 17時 — 18時
開催場所 オンライン
定員 100名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
https://tcjs.u-tokyo.ac.jp/ja/archives/5023 こちらからお申し込みください。
申込受付期間 2023年2月16日 — 2023年3月17日

セミナーは日本語で行います

​ブックトークシリーズ

【タイトル】
『「ナパーム弾の少女」の50年~世界に衝撃を与えたベトナム戦争の写真の被写体はなぜ難民になったか』
『「ナパーム弾の少女」五〇年の物語』藤えりか著 (講談社 2022年6月8日))


【登壇者】
  藤えりか (朝日新聞記者)

モデレーター】
  白波瀬佐和子 (東京大学現代日本研究センター長)

【概要】
  ベトナム戦争末期の1972年6月8日、南ベトナムの子どもたちがナパーム弾を浴びた直後をとらえた写真は世界に衝撃を与      え、日本を含む世界の反戦運動を勢いづかせた。ただ、写真自体が世代を超えて知られる一方で、被写体の女性キム・フックさんが自由を求めて長くもがき、1992年にカナダに亡命した物語はほとんど知られていない。一時は、日本にも多く辿り着いた「ボートピープル」に加わっての脱出まで試みている。彼女はなぜ、ベトナム戦争が終わって17年が経ってもなお、決死の亡命を図ったのか。彼女や、あの写真を撮影した元AP通信記者ニック・ウトさん、家族及び関係者への長年の取材や交流を踏まえ、戦争によっていかに難民が生まれるのかを考えたい。

【プロフィール】
  藤えりか|朝日新聞記者。1993年に朝日新聞社に入り、水戸支局や北海道報道部(札幌)、東京・名古屋の経済部や国際報道部、ロサンゼルス支局長、GLOBE編集部などを経て現在、デジタル機動報道部記者。著書に『「ナパーム弾の少女」五〇年の物語』(講談社)、『なぜメリル・ストリープはトランプに嚙みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える』(幻冬舎新書)

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