展示会「絵と詩 少数民族ショルのこころ」記念講演「少数民族ショルについて語ろう」

基本情報
区分 | 展示 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2025年5月1日 9時 — 2025年6月15日 19時 |
開催場所 | 本郷地区 |
会場 | 東京大学総合図書館1階展示スペース 講演会は東京大学総合図書館別館ライブラリープラザ https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/access |
参加費 |
無料
|
申込方法 | 事前申込不要
講演会は、本学所属者以外は事前登録が必要 申込受付期間:2025年4月10日~4月29日 登録フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4e5oXPtM0t-HNnWksMf6VAYQUQln2ohe1aXcPiKwu6PMcmA/viewform |
お問い合わせ先 | 附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門 |
中央ユーラシア大陸の東西に30余りのチュルク諸言語が分布している。日本ではトルコ語やウズベク語、ウイグル語などは比較的よく知られているが、一方でショル語やアルタイ語などのようなシベリア少数民族の言語はあまり知られていない。それら少数民族の言語の一部は絶滅の危機に直面しており、いままさに消滅しようとしている。これらの言語が姿を消す前に記録・保護することは、人類の言語の多様性を維持するために最も重要なことである。
本展の目的は、南シベリアのケメロヴォ州に住む人々の言語でありチュルク諸語に属するショル語を紹介し、彼らの世界観を共有することである。ショルの人口は約一万人だが、実際の日常生活でショル語を流暢に使用しているのは千人にも満たないと言われている。ショル族は元々はアニミズム、シャマニズム信仰であったが、現在ではロシア正教信仰とみなされている。しかし、文化や社会のあらゆるところにシャマニズムの要素が見られ、ショル族は現在でもタイガ、山、河などの自然の精霊を崇拝している。特に自然災害や儀式などの時には、シャーマンは大型のドラムを用いて、深みのある音を発し、人々の心に訴える。
ショルの人々は、自分たちの土地で自分たちの母語を自由に話せない。ショル人作家の絵と詩を通して、そのような状況にある彼らの心の叫びを感じてもらいたい。
本展の目的は、南シベリアのケメロヴォ州に住む人々の言語でありチュルク諸語に属するショル語を紹介し、彼らの世界観を共有することである。ショルの人口は約一万人だが、実際の日常生活でショル語を流暢に使用しているのは千人にも満たないと言われている。ショル族は元々はアニミズム、シャマニズム信仰であったが、現在ではロシア正教信仰とみなされている。しかし、文化や社会のあらゆるところにシャマニズムの要素が見られ、ショル族は現在でもタイガ、山、河などの自然の精霊を崇拝している。特に自然災害や儀式などの時には、シャーマンは大型のドラムを用いて、深みのある音を発し、人々の心に訴える。
ショルの人々は、自分たちの土地で自分たちの母語を自由に話せない。ショル人作家の絵と詩を通して、そのような状況にある彼らの心の叫びを感じてもらいたい。