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第40回オープンセミナー「「死の影」と向き合う—近代日本の経営と文学」

掲載日:2021年8月12日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2021年8月27日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのページよりお申し込み下さい。https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2021/40-shadow-of-death/
申込受付期間 — 2021年8月25日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター事務局 humanitiescenter.utokyo@gmail.com
この度東京大学ヒューマニティーズセンターと東京大学日本現代研究センター(TCJS)の協働により以下のセミナーを開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第40回オープンセミナー(第2回HMC-TCJSジョイントセミナー)「「死の影」と向き合う—近代日本の経営と文学」

近代日本において経営学や文学は、感染症など「死の影」の下に生きる人々をどのように扱ってきたのか?総合文化研究科の清水剛教授が議論を展開します。経営学と文学という異色の組合せによるディスカッションにもご期待ください。ディスカッサントは中国文学者の齋藤希史教授です。
 
報告者:清水 剛(東京大学大学院総合文化研究科教授)
ディスカッサント:齋藤 希史(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
 
概要
近代化の過程の中で、多くの人々は家族や所属していた地域共同体から切り離され、独立した自律的な個人となる一方で、急速に拡大する産業化の中で、人は政府や企業、あるいは軍隊のような何らかの組織の中で生きざるを得なくなる。
 
このため、一方で共同体を喪失した個人が所属する組織を見出すことができるかという問題が生まれるとともに、他方でそのような組織と個人との葛藤が見出されることになる。とりわけ、「死の影」の下にある社会、すなわちスペイン風邪や結核のような感染症等による死の可能性に人々がさらされている社会においては、組織に所属できるかどうか、あるいはそこで良い生を送ることができるかどうかは深刻な問題となる。
 
本発表では、経営と文学という、通常は全く異なると考えられている二つの領域においてこのような問題をどのように扱ってきたのかを、近代の日本を例にして考えてみる。併せて、いかに経営と文学とを関係づけられるかについても取り上げてみたい。

 
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