EVENTS

印刷

第41回オープンセミナー「東アジアのなかの墓誌」

掲載日:2021年8月12日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2021年9月3日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
HMCオープンセミナーのページよりご登録ください。https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2021/41-east-asian-epitaph/
申込受付期間 — 2021年9月1日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター事務局 humanitiescenter.utokyo@gmail.com
東京大学ヒューマニティーズセンターでは、フェローの先生方を中心に定期的にオープンセミナーを実施しております。
第41回となる今回は、「東アジアのなかの墓誌」と題し、以下のようなセミナーを開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

「東アジアのなかの墓誌」
残存史料の少ない古代史研究において、墓誌(死者の履歴などを記し、遺体とともに埋納された文字資料)は貴重な存在として注目されています。本セミナーでは、日本・中国・朝鮮の墓誌をとりあげ、その魅力の一端を紹介していきます。
 
稲田 奈津子「日本古代の墓誌と東アジア」:
現存する日本古代の墓誌は16点のみですが、それぞれに個性あふれる資料となっています。どういった人々が墓誌を作るのか、どういった内容が記されるのかを概観し、東アジアとの関係についても考えてみたいと思います。
田 衛衛「吉備真備書〈李訓墓誌〉の発見とその意義」:
近年公表された中国・唐代の役人である李訓の墓誌には、日本人留学生の吉備真備が書したと記されていました。日本のみならず中国でも話題となったこの墓誌について、発見の経緯を紹介しつつ、その歴史的意義を論じていきます。
植田 喜兵成智「古代朝鮮関連の唐代墓誌とその研究動向」:
近年、中国で出土した唐代墓誌には、百済や高句麗遺民のもの、あるいは朝鮮半島に赴いた唐人のものが発見され、古代朝鮮の史料的不足を補完するものとして期待されています。今回は、現在までにどのような墓誌が発見され、いかなる研究傾向にあるのかを整理し、今後の研究の可能性や方向性について論じます。

報告者:
稲田 奈津子(東京大学史料編纂所 准教授)
「日本古代の墓誌と東アジア」
田 衛衛(東京大学史料編纂所 外国人研究員)
「吉備真備書〈李訓墓誌〉の発見とその意義」
植田 喜兵成智(学習院大学東洋文化研究所 助教)
「古代朝鮮関連の唐代墓誌とその研究動向」
コメント:王 海燕(浙江大学歴史系 教授)
 
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる