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ことばとことばの間―近代アジアにおけることばをめぐる模索―

掲載日:2021年11月19日

イベント基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日 2021年12月10日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのページよりお申し込みください。https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2021/48-between-languages-asia/
申込受付期間 2021年11月18日 — 2021年12月8日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター humanitiescenter.utokyo@gmail.com
HMCではフェローの先生方を中心に定期的にオープンセミナーを行い、研究成果を発信しております。
 
今回は、近代アジアにおける「ことば」の問題を広く扱います。近代における西洋との衝突・接触の中で、アジアの諸地域では、自分たちの「ことば」をめぐって様々な模索がなされました。このテーマについて、多様な専門を持つ先生方をお迎えし、インド(井坂先生)、ベトナム(岩月先生)、イスラーム(後藤先生)、日本(HMC水野)などの視点から、報告・議論が行われます。
 
報告者:
  井坂 理穂(東京大学大学院総合文化研究科教授)
  岩月 純一(東京大学大学院総合文化研究科教授)
ディスカッサント:
  後藤 絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教)
  水野 博太(東京大学ヒューマニティーズセンター特任助教)
 
【概要】
 本セミナーでは、近代アジアの知識人たちのことばをめぐる模索、とりわけ翻訳という行為にまつわる試行錯誤のあとを追いながら、ことばとは何か、ことばとことばとの関係をどのようにとらえればよいのか、という根源的な問いについて、アジア史の立場から検討してみたい。
 アジアの諸地域では、19世紀以降、いわゆる「西洋の衝撃」や植民地支配のもとで、西洋諸語を習得し、それらの言語で書かれた知識や情報に触れ、ときにはそれらの言語を自らの表現活動に取り入れる知識人たちが現れる。彼らは同時に、「自分たち」のことばをいかに変革すべきかをめぐって、様々な模索や試みを重ねていく。そこでは、ナショナリズムの台頭とも絡み合いながら、語彙や文字についての議論や、標準語や共通語のあり方をめぐる議論がなされている。あるいは、近代文学を創出する試みと連関しながら、「自分たち」のことばがどのようなものであるのか(あるいは、どのようであるべきなのか)が論じられた。
 本セミナーではこのような近代アジア知識人たちのことばをめぐる模索について、翻訳という行為に焦点を当てながら、2名の報告者により、それぞれインドとベトナムに関する具体例を紹介する。そのうえでディスカッサントを交えて、同時代のアジアの他地域(日本、中東)における状況と比較しながら、「ことば」や「翻訳」をめぐる概念の多様性や、そのなかにみられる共通性、相互のつながりについて考えてみたい。

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