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HMCセミナー: 東アジアの「開発」と「発展」―日中韓の開発研究を比較する

掲載日:2022年1月25日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年2月11日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのページよりお申し込みください。
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2022/53-east-asia-develop/
申込受付期間 2022年1月25日 — 2022年2月9日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター humanitiescenter.utokyo@gmail.com
HMCではフェローの先生方を中心に定期的にオープンセミナーを行い、研究成果を発信しております。今回は53回目のオープンセミナーとなります。

「開発」「発展」はよく議論されている話題ですが、今回は、日本、中国、韓国のそれぞれにおける「開発」「発展」に注目し、欧米からの概念輸入だけでなく、開発/発展にかかわる独自の発想・加工・輸出など、国境を越えたアイデアの貸し借りについて議論します。東洋文化研究所の佐藤仁先生、韓国西江大学東アジア研究所のキム・ソヤン先生、東京大学大学院の汪牧耘様が登壇し、熱弁を振るいます。ご関心の方は、ぜひ2月9日(水)までにお申し込みください。

報告者
佐藤仁(東京大学東洋文化研究所・教授)
キム・ソヤン(韓国・西江大学東アジア研究所・准教授)
汪牧耘(東京大学大学院新領域創成科学研究科・博士課程)

概要
近代化や産業化の側面でみると、アジアは欧米との比較において常に後発の立場にあった。後発という自意識に立脚した「追いつけ、追い越せ」の精神は、日本だけでなく東アジアで広く共有されてきた。こうした経済開発の実体とは別に、開発/発展を捉えるための知も、同じように後発だったのだろうか。興味深いことに、東アジアでは欧米からの概念輸入だけでなく、開発/発展にかかわる独自の発想、文脈に合わせた加工、他国への輸出など、国境を越えたアイデアの貸し借りが見られた。本発表では、日本、中国、韓国のそれぞれにおける「開発」「発展」をめぐる知の状況を、特に対外援助実践との関連で整理・比較しながら、欧米とは異なる知を生み出そうとした努力(やその不在)に光を当て、開発/発展概念の地理的な射程について試論する。
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