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HMCセミナー: 作家の身体と新聞報道──三島由紀夫の例から考える

掲載日:2022年2月14日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年2月25日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのページよりお申し込みください。
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2022/55-body-of-writers/
申込受付期間 2022年2月14日 — 2022年2月23日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター humanitiescenter.utokyo@gmail.com
東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では、定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方を中心とする研究成果を発信しております。今回は55回目のオープンセミナーとなります。

三島由紀夫が30歳にしてボディビルに開眼したことは有名ですが、それはいかに新聞で報道されたか(されなかったか)、また作家に限らぬ三島の多面性と新聞報道の関係性について、総合文化研究科の永井久美子先生にご発表いただき、さらに韓国・仁川大学校から南相旭先生をお迎えして、議論を深めます。

報告者:永井 久美子(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
ディスカッサント:南相旭(韓国・仁川大学校)

概要
三島由紀夫(1925~1970)の写真は、没後も現代に至るまで新聞各紙に多数掲載されている。30代以降、ボディービルやボクシング、剣道に取り組み、細江英公や篠山紀信、矢頭保に鍛え上げた自身をモデルとした写真を撮影させている三島だが、生前新聞には顔のみの写真が掲載されることも多く、彼がいかなる身体の持ち主であったかは、新聞から窺い知ることは比較的難しい状況にあった。三島の場合は、作家としてのみならず、俳優として、政治活動家としても記事に取り上げられる点に特徴がある。新聞における人物紹介のあり方と、文学、演劇、政治の文脈ごとの報道の傾向の差異について、三島を例に考察する。
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