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HMCオープンセミナー 黄泉の国との契約書―東アジアの買地券―

掲載日:2022年5月26日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年6月3日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのZoom登録ページよりお申し込みください。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZwtd--gqzgsHNAUXKmfjO2B8CyoIcmKHSDE
申込受付期間 2022年5月26日 — 2022年6月3日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター humanitiescenter.utokyo*gmail.com(*を@に置き換えてください)
東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。今回は第69回目のセミナーとなります。ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。

報告者:
 王 海燕(東京大学史料編纂所 外国人研究員/浙江大学歴史学院 教授)
 「中国の買地券―呉越地域の事例を中心に―」
 稲田 奈津子(東京大学史料編纂所 准教授)
 「朝鮮と日本の買地券」
主催:東京大学ヒューマニティーズセンター・東京大学史料編纂所
共催:科学研究費基盤研究(C)「東アジア墓葬文化の伝播と展開―金石文資料の形態的分析を中心に―」 (研究代表者:稲田奈津子)

概要
買地券とは、文字どおり、土地の売買契約書を記した金石文資料のことです。ただし、売買されるのは墓をつくるための土地であり、多くの場合、売主は冥界の神々、買主は死者やその身内で、遺体とともに墓中に埋納される、といった点が特徴になります。古代中国に源を発し、中国では近代にいたるまで長期にわたって作成され、現在も数多くの遺物が知られています。朝鮮半島や日本でも、わずかながら事例が確認されており、中国墓葬文化の広がりを見てとることができます。本セミナーでは、最新の調査成果をふまえつつ、中国・朝鮮・日本の買地券の事例について紹介していきます。

ポスター所用画像資料:
画像1:館蔵精品-石刻砖瓦(中国・揚州博物館所蔵)
https://www.yzmuseum.com/website/treasure/detail.php?id=765
画像2:闡祥買地券(韓国国立中央博物館所蔵)
https://www.museum.go.kr/site/main/relic/search/view?relicId=7004
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