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HMCセミナー 荻生徂徠『絶句解』の謎を解く―荻生家史料の可能性

掲載日:2023年1月16日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年2月10日 16時 — 18時
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのZoom登録ページよりお申し込みください。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZEtceuqqzwoG9DbVKsiNusM_i_pjMbPKHWt
申込受付期間 2023年1月13日 — 2023年2月10日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター hmc-info*l.u-tokyo.ac.jp(*を@に置き換えてください)
東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。今回は第86回目のセミナーとなります。ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。

報告者:高山 大毅(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
使用言語:日本語
主催:東京大学ヒューマニティーズセンター
共催:東京大学駒場図書館

概要

2021年12月に荻生徂徠の御子孫より、荻生家伝来の史料が駒場図書館に寄贈され、現在、調査・整理が行われています。このセミナーでは、数ある貴重史料の中から、「五言絶句百首解」「滄溟七絶三百首解」を取り上げて、近世日本文学研究における、荻生家史料の重要性の一端を示したいと思います。「五言絶句百首解」「滄溟七絶三百首解」は、明代の詩に徂徠が注釈を施したもので、『絶句解』の稿本に当たります。『絶句解』は、今日、専門家以外にはほとんど知られていない著作ですが、江戸中期には漢詩の選集として多くの読者を獲得していました。しかし、『絶句解』の成立過程については様々な「謎」があり、報告者はこの「謎」に悩まされてきました。荻生家史料の「五言絶句百首解」「滄溟七絶三百首解」は「謎」を解明する上での重要な手掛かりを与えてくれます。報告者の『絶句解』研究の経緯を含めて、荻生家史料及び『絶句解』の魅力を分かりやすくお話できればと思っています。
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