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「リアリティ」の変容/不変容──明治末期定期刊行物における報道への写真の導入

掲載日:2023年3月31日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年4月14日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
こちらのZoom登録ページよりお申し込みください。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZEldOmupjksG91YXuWsDo6r1iYDwN5fLOmC
申込受付期間 2023年3月30日 — 2023年4月14日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター hmc-info*l.u-tokyo.ac.jp(*を@に置き換えてください)
東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)では定期的にオープンセミナーを行い、HMCフェローの先生方の研究成果を発信しております。今回は第91回目のセミナーとなります。ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。

報告者
 前島 志保(東京大学大学院総合文化研究科教授)

使用言語:日本語
主催:東京大学ヒューマニティーズセンター

概要

前回の私のセミナー(https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2022/56-visual-magazine-shufunotomo/)では、戦後始まったと言われてきた一般雑誌の「見る雑誌」化が、実は戦間期の大衆的な婦人雑誌において既に実現されていたということ、また、そこには多くの報道的な写真記事が掲載されており、その表現は「現実」の再現(臨場感)を追求したものだったということをお話しました。では、そもそも写真は日本の定期刊行物における報道にいつ頃どのように採り入れられたのでしょうか。写真による報道はすぐに定着したのでしょうか。写真の報道への導入は、時事的な情報を得る人々の慣習や「現実」に対する感覚をどのように変えた(または変えなかった)のでしょうか。今回のオープンセミナーでは、報道における写真の使用が拡大した日露戦争期頃の事例、なかでも『近事画報』類に焦点を当て、定期刊行物の報道への写真の導入と展開について改めて考え直してみたいと思います。
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