EVENTS

印刷

HMCオープンセミナー 古代インド叙事詩『マハーバーラタ』写本研究の最前線

掲載日:2024年1月19日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年2月9日 17時30分 — 19時30分
開催場所 オンライン
参加費 無料
申込方法 要事前申込
申し込み方法の詳細は、以下のリンクからご確認ください。
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2024/102-mahabharata/
申込受付期間 2024年1月19日 — 2024年2月9日
お問い合わせ先 東京大学ヒューマニティーズセンター hmc-info*l.u-tokyo.ac.jp(*を@に置き換えてください)

HMCでは、定期的にフェローの先生をお迎えしてオープンセミナーを開催しております。
ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。

登壇者

報告 高橋 健二 東京大学大学院人文社会系研究科
張本 研吾
ディスカッサント ナポリ東洋大学
主催 東京大学ヒューマニティーズセンター
報告概要
古代インド叙事詩『マハーバーラタ』は約7万5千詩節におよぶ大作で紀元前2世紀中葉ごろから紀元後4世紀末ごろまでに成立したと考えられている。『マハーバーラタ』は南アジアの各地に写本の形で伝承されており、Sukthankarらによる批判校訂版(1927-1966)は、当時入手可能であった南アジア各地の写本を収集・校合し、『マハーバーラタ』のテキストを復元したもので、以後『マハーバーラタ』研究における底本となってきた。

批判校訂版出版以後も南アジア各地の文書館では写本収集が着々と進められており、批判校訂版出版時では用いられていなかった古写本の存在が報告されている。しかし、批判校訂版以後、新たに収集された写本を用いた『マハーバーラタ』の文献学的研究はほとんど行われてこなかった。本報告では、これまでの研究において用いられてきた批判校訂版にはどのような問題点があり、批判校訂版出版以降に発見された写本群を研究することでどのように批判校訂版の諸問題を解決しうるのかを示す。
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる