FEATURES

English

印刷

地球大気中の酸素はいつ、どのように増えたのか  

掲載日:2012年1月18日

東京大学大学院新領域創成科学研究科の関根康人講師らは、独立行政法人海洋研究開発機構の鈴木勝彦チームリーダーとの共同研究により、地球史の中で、大気中酸素濃度が急上昇したタイミングと、その機構を解明しました。

Glacier free image

Glacier free imageby U.S. Fish and Wildlife Service

これまで、大気中酸素濃度は、20~24億年前に急上昇したことはわかっていましたが、その詳細は解明されていませんでした。

今回、研究者らはカナダ・オンタリオ州の地層中に含まれる白金族元素オスミウムを分析し、酸素濃度の上昇が、約23億年前の大氷河期から温暖期への移行時期に起きたことを特定しました。

酸素濃度は、急激な温暖化に伴って光合成生物が大繁殖したことにより上昇したと考えられます。この成果はNature Communications誌電子版(2011年10月12日公開)に発表されました。

プレスリリース本文へのリンク

論文情報

関根康人、鈴木勝彦、仙田量子、後藤孝介、田近英一、多田隆治、後藤和久、山本信治、大河内直彦、小川奈々子、丸岡照幸、”Osmium evidence for synchronicity between a rise in atmospheric oxygen and Palaeoproterozoic deglaciation”, Nature Communications, 2: 502, (2011): 1?6, doi: 10.1038/ncomms1507
論文へのリンク

リンク

大学院新領域創成科学研究科

関連教員

アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる