知のバトンゾーンとしての図書館(後編) | 総長室だより~思いを伝える生声コラム~第16回

東京大学第30代総長 五神 真
知のバトンゾーンとしての図書館(後編)
総合図書館別館のライブラリープラザでのリレートークの話の続きです。学生時代の図書館の思い出の話をする中で、それぞれの駒場時代に話が及びました。将来の夢を迷いながら求めていた時期です。最終的には物理学科に進みましたが、数学や建築、あるいはエンジニアになるかなど、様々な可能性を模索しながら駒場時代を過ごしました。トークでは、今も鮮明に記憶している、駒場の大教室での哲学概論の講義の話になりました。実は、その講義で熊野純彦附属図書館長と私が同じ講義室にいた可能性が高いこともわかりました。
「学内広報」1516号(2018年11月26日)掲載