「身体・環境・サステナビリティ」"Body, Environment, and Sustainability"をテーマに、東京大学とバングラデシュのアジア女性大学 / Asian University for Women(以下、AUW)が合同でサマープログラムを実施します!
10日間にわたるこのプログラムでは、東京大学とAUWから受け入れた学部学生12名が共に東京大学に集い、サステナブルな世界を構築する方法について考えます。特に「身体」(body)と「環境」(environment)をキーワードとし、ジェンダー平等、貧困、災害、紛争など、今日の社会が直面する多様な課題を織り込みながら議論を進めていきます。
講師は東京大学内外の専門家に依頼し、以下のようなテーマについてグローバルサウス(特に南アジア)の文脈で考えます。最前線で研究をされている先生方の授業を一度に受講できる数少ない機会です。
・健康と身体―「健康であること」とは何か
・教育と健康―身体の健康と安全を守るために教育ができること
・国境と医療―国境や貧困がもたらす医療格差を考える
・性と生殖に関する健康及び権利
・難民の生活と身体―女性として/子供として難民キャンプで生きること
・テクノロジーと身体―ロボット、AIが「人間」であることの意味にもたらす影響
●5/24 授業担当教員が決定しました!(敬称略)
・ 成田 詠子 (国連人口基金(UNFPA)駐日事務所 所長)
・ 藤倉 健雄 (Ph.D 教育演劇学)/ カンジヤマ A (カンジヤマ・マイム主宰 パントマイムアーティスト)
・ 矢口 祐人 (東京大学 副学長/グローバル教育センター長/大学院総合文化研究科 教授)
・ 野崎 智義 (東京大学 大学院医学系研究科 教授)
・ 吉原 真里 (ハワイ大学アメリカ研究学部教授/東京大学グローバル教育センター教授)
・ 久野 愛 (東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 准教授)
・ 下山田 翔 (東京大学 グローバル教育センター 特任講師)
●また、プログラムの最終日に実施されるシンポジウムでは、アーティストであり東京藝術大学准教授としても活躍されるスプツニ子!氏が登壇されることになりました。基調講演を行っていただくほか、学生との意見交換の場も持たれます!
このプログラムでは、大学を飛び出して多様な学びを経験できます。東京近郊への日帰りのエクスカーションや文化体験アクティビティのほか、六本木の森美術館や市ヶ谷のJICAオフィスへの訪問、さらに8月1日(木)にはユニクロやGUで知られる株式会社ファーストリテイリングの有明オフィスを訪問し、同社役員との面談やワークショップも行われる予定です。
AUWはバングラデシュ、インド、ブータン、アフガニスタン、ミャンマー、シリアなど南アジアを中心に、主に「ファーストジェネレーション」(家族の中で初めて大学に行く世代)の優秀な女性にリベラルアーツ教育を提供している大学です。意欲溢れるAUWの学生と共に学び、様々な場所を訪ね、意見を交わす経験は、多様性への理解を深める契機となるでしょう。また、自由時間にAUW生と一緒に都内を観光したり、食事を共にしたりすることができるのも、本プログラムの魅力です。
本プログラムのテーマに関する事前の知識は不要で、学年や専攻する学問領域を問わず広く参加者を募集します。
プログラムの詳細や応募方法については下記募集要項をご覧ください。
みなさまのご応募をお待ちしております!
*昨年度のプログラム実施報告、シンポジウム実施報告、ドキュメンタリー映像はグローバル教育センター(GlobE)のウェブサイトで公開されています。
※昨夏のドキュメンタリー映像(ショート版)はこちらでもご覧いただけます!
●応募方法:
UTAS上の「海外派遣」機能を通じて応募を受け付けます。応募手順の詳細は、下記の募集要項や「(UTAS)プログラム申請の手引き」をご参照ください。
●応募締切: 2024年6月4日 (火) 17時 (日本時間)【厳守】
※Go Global Statementを未提出の場合には、UTASでの申請に加え、上記期日までにGGGのシステム上でGo Global Statementも提出すること。
◆募集要項
東京大学-アジア女性大学合同サマープログラム 2024(於 東京大学) 募集要項 (5/24朱書き部分更新)
◆応募書類様式
応募に必要となる書類(Consent Form, Statement of Purpose, Terms and Conditions)は下記リンクからダウンロードしてください。
応募書類指定書式ダウンロードリンク ※UTokyo Accountでのサインインが必要です。
※応募書類"Statement of Purpose"について、提出時のファイル形式がExcelからPDFに変更となりました。お手数ですが、UTASでの提出前にファイルをPDF形式に変換していただくようお願いいたします。
◆参考資料
UTASでの申請にあたっては、下記資料をご参照ください。
(UTAS)プログラム申請の手引き(5/16更新) ※UTokyo Accountでのサインインが必要です。
東京大学本部国際教育推進課 国際総合力認定制度担当
go-gateway.adm [at] gs.mail.u-tokyo.ac.jp