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平成30年度「東京大学稷門賞」授賞式が挙行される

掲載日:2018年10月17日

実施日: 2018年10月9日

平成30年度「東京大学稷門賞」の受賞者が、公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長 渋沢 雅英様、三菱日立パワーシステムズ株式会社様に決定し、授賞式が10月9日(火)17時30分から伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールにおいて挙行されました。

本表彰は、私財の寄附、ボランティア活動及び援助等により、本学の活動の発展に大きく貢献した個人、法人又は団体(現に在籍する本学の教職員及び学生は原則として対象外)に対し授与するもので、平成14年度より毎年度行っています。

授賞式では、選考結果の報告、各受賞代表者への表彰状の贈呈があり、その後、総長の挨拶、受賞者からの挨拶が行われました。また、授賞式に引き続き、レセプションが行われ、受賞者及び受賞関係者と本学関係者との懇談が和やかな雰囲気の中で行われました。
 
なお、 受賞者の授賞理由は以下のとおりです。

◎ 受賞者
 1 公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長 渋沢 雅英 様
授賞理由:1918年、渋沢栄一氏のご尽力によりニューヨークの銀行家 A. Barton Hepburn 氏の寄付による本学法学部における「ヘボン講座」が設置された。2008年、「ヘボン講座」開講90周年にあたり、公益財団法人渋沢栄一記念財団がヘボン講座にちなみ、日本におけるアメリカ政治研究のさらなる振興を目的として「ヘボン=渋沢記念講座」を開始した。本講座では、アメリカで研究中あるいは留学経験のある大学院生がTAとして参画し、担当教員と学生たちの円滑なコミュニケーション役を担う機会を得て、TA経験者たちは大学教員・研究者として国内外で活躍している。また、講座の他、渋沢記念講座シンポジウム開催、海外から招聘した研究者・実務家による大学院・学部合同の演習、特別講演会、スペシャルセミナー、日米学生討論会等を実施した。これらの長期にわたる支援は、本学及び本学学生の国際化に大きく貢献するものであり、顕著な功績があったと認められるので、採択することとなった。

 2 三菱日立パワーシステムズ株式会社 様
授賞理由:「先端エネルギー変換工学」寄付研究部門の設置は、革新的な高効率エネルギー変換技術の要素技術システム及びプロセスの開発研究を行うことで、持続可能な産業と社会基盤の確立に資すること、また、産官学連携による技術開発を通して、俯瞰的な見識を有し革新的エネルギー技術の開発を担う人材を育成することを目的としたものである。本寄付研究部門は9年間にわたり、高効率エネルギー変換技術の研究開発及び将来の高効率発電技術開発を担う人材を育成し、また、我が国のエネルギー戦略に対する適切な情報発信を行った。これらの成果と長期にわたる支援は、本学にとって、顕著な功績があったと認められるので、採択することとなった。



公益財団法人渋沢栄一記念財団 理事長 渋沢 雅英 様


三菱日立パワーシステムズ株式会社 様


授賞式の様子
 

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