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大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 松村剛教授がフランス学士院の新会員に選出

掲載日:2019年6月3日

 大学院総合文化研究科言語情報科学専攻(フランス語・イタリア語部会)の松村 剛教授が、フランス学士院の新会員に選出されました。
去る2019年5月17日(金曜日)にフランス学士院(Institut de France)の碑文文芸アカデミー(Académie des Inscriptions et Belles-Lettres)で外国人連携会員(correspondant étranger)の選出が行なわれ、松村教授を含む8名の新会員が選ばれました。
発表は以下のサイトでご覧いただけます。(フランス語)
http://www.aibl.fr/membres/elections/article/2019-2474?lang=fr

 このアカデミーは長い伝統を誇っており、コルベールの音頭によってルイ14世の治世下1663年にパリに設立されました。(おもに古代もしくは中世、近世初期を専門にする)歴史家、考古学者、文献学者、文学研究者、言語学者、東洋学者などが会員で、フランス人会員(académiciens)55名、外国人会員(associés étrangers)40名、フランス人連携会員 (correspondants français)50名、外国人連携会員(correspondants étrangers)50名からなっています(いずれも終身)。
会員については以下のサイトでご覧いただけます。(フランス語)
http://www.aibl.fr/membres/?lang=fr

 松村教授は、すでに単独でフランス語の辞典、『中世フランス語辞典 Dictionnaire du français médiéval』(Les Belles Lettres, Paris, 2015)を編纂されています。これまで、中世フランス語学や語彙研究の分野で、国際的に見ても驚異的に優れた学術的貢献を果たしていらっしゃいます。松村教授がフランス学士院の新会員として選出されたことは、本学にとっても大いなる名誉です。日本の人文科学研究者、とりわけ外国語文化にかかわる研究に携わっている者にとっても、励みとなるお手本です。心よりお慶び申し上げます。



 
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