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総合文化研究科広域科学専攻の佐藤守俊教授が井上学術賞を受賞

掲載日:2020年12月17日

総合文化研究科広域科学専攻の佐藤守俊教授が第37回井上学術賞を受賞しました。



井上学術賞は、自然科学の基礎的研究で特に顕著な業績を挙げた50歳未満の研究者に対して、井上科学振興財団が表彰するものです。

佐藤教授の業績名は「生命現象の光操作技術の創出」です。

【概要】
佐藤守俊教授は、生命現象を光操作するための基盤技術としてMagnetシステムを創出するとともに、これを用いて、光で、つまり光をコントロールする人間の意図で、ゲノムの塩基配列を書き換えたり、ゲノムにコードされた遺伝子を駆動させる技術を次々と開発してきました。佐藤教授が創出した技術によって、ゲノムに関係するタンパク質のみならず、生命現象の制御や疾患の治療につながるあらゆるタンパク質の光操作技術を合理的に開発することが可能になりました。佐藤教授の研究は、生体関連化学や生命科学の諸分野に対して大きなインパクトを与えるとともに、光操作に立脚した新たな学問分野の潮流を生み出しました。
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