総合文化研究科広域科学専攻の佐藤守俊教授が市村学術賞を受賞

総合文化研究科広域科学専攻の佐藤守俊教授が第53回市村学術賞を受賞しました。



公益財団法人　市村清新技術財団
http://www.sgkz.or.jp/prize/science/53/

市村学術賞は、大学ならびに研究機関で行われた研究のうち、学術分野の進展に貢献し、実用化の可能性のある研究に功績のあった技術研究者またはグループに対して、市村清新技術財団が表彰するものです。

佐藤教授の業績名は「生命現象の光操作技術の創出」です。

【概要】
佐藤守俊教授は、生命現象の光操作を実現するために「Magnetシステム」と名付けられた基盤技術を創出し、これを用いて、光刺激でゲノムの塩基配列を書き換えたり、ゲノムにコードされた遺伝子を働かせる技術を次々と開発してきました。佐藤教授の技術によって、私たちの意図で細胞内や生体内の遺伝子を自在にコントロールしてその機能を明らかにしたり、疾患の治療に役立てることができるようになりました。佐藤教授の研究は、生体関連化学や生命科学の諸分野に対して大きなインパクトを与えるとともに、光操作に立脚した新たな学問分野の潮流を生み出しました。