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超域文化科学専攻の三浦篤教授が令和3年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

掲載日:2022年3月14日

 超域文化科学専攻比較文学比較文化コースの三浦篤教授が、2021年2月に刊行された『移り棲む美術 ジャポニスム、コラン、日本近代洋画』(名古屋大学出版会)により、令和3年度(第72回)芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)を受賞されました。
 

「贈賞理由」は以下となります。
19世紀後半から日本美術に触発されて、欧米各国に広範に波及したジャポニスム。一方、明治日本には西欧、とりわけ西洋画においてはフランスから美術文化が流入する。フランス近代美術史研究の第一人者三浦篤氏は、本書において、長年の研究を土台に、双方向的な視点から移植と選択的摂取を論じる。卓抜な三部構成、すなわちフランスと日本、そして両者の架け橋となった画家コランを間にはさんで考察し、これを説く的確な文体により秀逸な結実をもたらした。

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