バーレーン王国の国王顧問が本学を訪問

2025年5月22日(木)に、バーレーン王国のハラ・ビント・モハメッド・ジャベル・アル=アンサリ、ハマド国王陛下付文化・科学担当顧問を団長とする代表団が本学駒場キャンパスに来訪し、中東地域研究センター(UTCMES)の高橋英海センター長と学術交流について協議を行いました。会談にはアハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ駐日大使が参加し、シェーハ・マリアム・ハリーファ・アルハリーファ氏、シェーク・ハーリッド・アルハリーファ二等書記官が同席しました。また、協議のためにUTCMESから鈴木啓之特任准教授が同席しました。
冒頭に、高橋センター長はバーレーン王国代表団による本学への来訪を歓迎し、学術交流の可能性がひらかれたことへの期待を述べました。また、UTCMESの研究・教育活動について、概要を説明しました。
これを受けて、アル=アンサリ顧問は、バーレーン王国の大学や研究機関と本学との学術交流が発展することへの期待を述べ、特に2005年に設置されたバーレーン王国初の私立大学Royal University for Womenの事業との関連から、女性教育や女性学の分野での共同研究の可能性を模索したい旨、希望を述べました。
両者はそれぞれ特色とする学術分野を踏まえて、将来の学術交流に向けて共働する意思を確認し、なごやかな雰囲気のもとで協議を行いました。
バーレーン王国からの代表団を出迎えるUTCMESの高橋センター長
本学を訪問したアル=アンサリ顧問(中央)とアルドーセリ駐日大使(右)
共同研究や学生留学の可能性について、意見交換が行われました