第5回 高度教養次世代セミナー 「美術史を「顔」の巨大データから読み解く」

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員 |
開催日(開催期間) | 2024年9月28日 14時 — 16時 |
開催場所 | 柏地区 |
会場 | 柏の葉キャンパス駅前サテライト |
定員 | 80名 |
参加費 |
無料
|
申込方法 | 要事前申込
下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。 申込先:https://forms.gle/2oj8VQ3YZPX1ri3S7 |
申込受付期間 | 2024年8月6日 — 2024年9月28日 |
お問い合わせ先 | 問い合わせ先:次世代人文学開発センター小島毅 xiaodao[at]l.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に入れ替えてお送りください。 |
【講演趣旨】
美術史における精緻な読み解き「質」と、巨大データの活用「量」の共同作業について、技術と作品の両面から紹介します。
情報学を人文学に応用するDigital Humanities(人文情報学・デジタル人文学)が定着し、様々な文化財データをデジタル環境で利用可能にするデジタルアーカイブも増加しています。こうした変化は、美術史にもデータを活用した研究をもたらしました。データの活用は新しい視点での分析を可能にするだけでなく、ある種の「古典的」な研究を支援し、高度化しています。くだけた言葉でいえば「ずっとやりたかったが、物理的な限界で不可能だった方法」が可能になりつつあります。
本セミナーでは、まず絵巻や絵入本から大量の「顔」を集めて比較可能にした「顔貌コレクション」について、その裏側の技術やAIへの応用可能性を説明します。さらに、収集した「顔」を利用して、美術作品の絵師や作成年代を明らかにする美術史研究の実践を紹介します。
デジタル時代の美術史の方向性の一つを示すものとして、文化・情報どちらに興味がある方にも聴講をお勧めする内容です。
情報学を人文学に応用するDigital Humanities(人文情報学・デジタル人文学)が定着し、様々な文化財データをデジタル環境で利用可能にするデジタルアーカイブも増加しています。こうした変化は、美術史にもデータを活用した研究をもたらしました。データの活用は新しい視点での分析を可能にするだけでなく、ある種の「古典的」な研究を支援し、高度化しています。くだけた言葉でいえば「ずっとやりたかったが、物理的な限界で不可能だった方法」が可能になりつつあります。
本セミナーでは、まず絵巻や絵入本から大量の「顔」を集めて比較可能にした「顔貌コレクション」について、その裏側の技術やAIへの応用可能性を説明します。さらに、収集した「顔」を利用して、美術作品の絵師や作成年代を明らかにする美術史研究の実践を紹介します。
デジタル時代の美術史の方向性の一つを示すものとして、文化・情報どちらに興味がある方にも聴講をお勧めする内容です。
