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東大人文・熊野フォーラムin新宮(第2回) 『常呂と熊野―地域を繋ぐ試みとして』

掲載日:2022年4月25日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年5月14日 13時 — 18時
開催場所 ハイブリッド,その他学内・学外
定員 100名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/event/jinbun-kumano220514.html
申込受付期間 2022年4月22日 — 2022年5月13日
お問い合わせ先 jinbun.kumapro◆l.u-tokyo.ac.jp(◆は@に変えてください)
東大人文・熊野フォーラムin新宮(第2回)
『常呂と熊野 ―地域を繋ぐ試みとして』

 
  日時:2022年5月14日(土)13:00~18:00(終了予定)
  会場:新宮市文化複合施設(丹鶴ホール)1F文化ホール(和歌山県新宮市下本町2-2-1)
  形式:オンサイト+オンライン同時配信
  主催:東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、新宮市
  共催:国際熊野学会、熊野歴史研究会

東京大学文学部・大学院人文社会系研究科は、半世紀にわたって北海道北見市常呂町と地域連携協定を結び、「北海文化研究常呂実習施設」を基盤に、北東アジア考古学を中心とした研究や、博物館学実習等や展示による資料の公開、市民向け公開講座等地域に根差した教育活動を推進して参りました。さらに昨年からは、和歌山県熊野地方の中核都市新宮市とも地域連携協定を結び、「新宮分室」を設置、人文学の応用・活用による地域の文化振興に、院生・留学生研修+若手フォーラム、教職員研修、東大人文・熊野フォーラム等を通じて、寄与する試みにも取り組んでいます。

今回の東大人文・熊野フォーラムでは、常呂と熊野という、一見何の関わりもなさそうな二つの地域を取り上げます。両地域について、人文学的観点から幾つかの共通トピックを抽出し、議論することで、例えば海上交通における関係性、通底する文化の特徴などが浮かび上がる可能性があろうかと思います。我が国には、文化や自然に恵まれながらも、少子高齢化や人口流出・過疎化等に苦悩する地域が少なくありません。そうした地域間に、人文学の叡智を傾注し、共通の人文学的課題を見出し、多少とも双方の文化振興に資することが出来ればと考えています。

想像力に富んだ造形物が数多く出土する古代オホーツク文化等の考古遺跡を数多く抱え、本学と連携して教育研究活動を展開されてきた北見市(旧常呂町)と、「熊野学」を地域振興の核に据えて20年以上活動して来られた新宮市との間には、人文学からみると、比較に値するトピックや事象がいろいろと見いだせるように思われます。人文学の応用・活用を通じて、異なる地域を繋ぐことにより、相互に文化的に活性化する新たな道を見出し、将来的には国内外地域連携ネットワークのようなものが構築できればと願います。

 

視聴をご希望の方は、フォーラムの詳細に記載されている申込フォームからお申込みください。
Zoomによるオンライン配信でもご視聴頂けます。
※ZoomのURLは、5月13日(金)にお届けする予定です。
13日中にメールが届かない場合はご連絡ください。
申込期限:5月13日(金)17:00
なお、オンライン参加者数が上限数(300名)に達した場合は、先着順となります。
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