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第9回東大駒場社会連携講座  異なる学問分野から「人間とは何か」を考える3回連続シリーズ シリーズ第2回「AIに映し出された人間の現在と未来」

掲載日:2019年10月16日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 卒業生
開催日(開催期間) 2019年11月7日 19時30分 — 21時
開催場所 その他学内・学外
会場 六本木ヒルズ森タワー49階 アカデミーヒルズ  
参加費 有料
一般:3,500円 東大卒業生:3,000円
申込方法 要事前申込
以下URLよりお申し込みください。
http://www.sr-lecture.komex.c.u-tokyo.ac.jp/courses.html
お問い合わせ先 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構社会連携部門
TEL:03-5465-8820(内線 4-8820) FAX: 03-5465-8821
E-mail:info.sr[at]komex.c.u-tokyo.ac.jp
※[at]を半角@へ変換してください。
【講座概要】
「東大駒場社会連携講座」は、東京大学教養学部で培われてきた学術的な知を広く社会と共有することにより、学外の組織と大学、社会人と大人との結びつきを強めることを目的とする特別プログラムです。
講師は本学教養学部の教授陣が担当します。通常行われる講義のように講師の専門的な知識を一方的に伝えるだけでなく、広く社会一般で課題となるテーマに対して、自らの研究領域から見た視点を示すことで、「正解が見えにくい社会で求められる教養とは何か」を参加者の皆さんと共に考える取り組みです。
 
【講演概要】
異なる学問分野から「人間とは何か」を考える
東大駒場社会連携講座 第8回・9回・10回 3回連続シリーズとなります。
AIを中心としたテクノロジーが急激に進化する現在、「人にしかできないこと」、「人ならではのこと」をやるべきだという意見があります。そこで「人」って何か?ということを改めて考えてみたいと思います。全く異なる学問分野の講演を通して、「人間とは何か」を参加者が考える機会となれば幸いです。
 
■シリーズ第2回 「AIに映し出された人間の現在と未来」
AI(人工知能)について、私たちは、人間を超えるとか超えないと言って、恐れたり喜んだりします。そして人間の理解も制御も超えたAIが支配する世界に暗澹とした気分になり、あるいは、人間の生活に便利さと快適さをもたらすAIと共存する生活に心を躍らせます。しかしそこで私たちが見ているのは、実はAIそのもののというより、AIについての私たちの“イメージ”であり、そこに映し出された私たち自身の姿なのです。だからAIとの未来を考える時に重要なのは、私たちが人間をどのように理解し、どのような社会を作ろうとするのかです。本講義では、この問いをいっしょに考えてみましょう。
 
講演者:梶谷真司 
      東京大学大学院総合文化研究科教授
      哲学・医療史・比較文化
 
プロフィール:1966年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は哲学・医療史・比較文化。著書に『シュミッツ現象学の根本問題~身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会・2002年)、『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎・2018年)などがある。近年は哲学対話を通して、学校教育、地域コミュニティなどで、「共に考える場」を作る活動を行っている。

【開催概要】
日程:2019年11月7日(木)
時間:19:30~21:00(開場は19:00予定)
定員:80名(東大卒業生枠は40名まで)
※事前申込制 下記URLより申し込んでください。
http://www.sr-lecture.komex.c.u-tokyo.ac.jp/courses.html
※有料:一般:3,500円、東大卒業生:3,000円

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