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【駒場・一般参加可】「境界再編の政治学」

掲載日:2019年12月26日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2020年1月21日 13時 — 14時30分
開催場所 駒場地区
会場 駒場Iキャンパス
18号館4階コラボレーションルーム1
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ(GSI)事務局
contact*gsi.c.u-tokyo.ac.jp
「*」を半角@に変換してください。
東京大学グローバル地域研究機構(IAGS)では、「グローバルスタディーズの課題」シリーズ 第2回を下記のとおり開催いたします。奮ってご参加ください。

日時:2020年1月21日(火)13:00~14:30
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
アクセス:https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

スピーカー:石田 淳(東京大学大学院総合文化研究科教授 国際社会科学専攻)
タイトル:「境界再編の政治学」

要旨:
第一次世界大戦にせよ、第二次世界大戦にせよ、そして冷戦にせよ、20世紀のグローバルな対立の終結は、いずれの場合も、選択的ではありながらも統治の領域的枠組みの現状を組み替えることになった。それを機に独立国家の地位を獲得した諸国家――戦間期の中東欧諸国、第二次世界大戦後のアジア・アフリカ諸国、そして冷戦終結後の旧ソヴィエト連邦、旧ユーゴスラヴィア連邦諸国など――に対して、第一次世界大戦後と冷戦終結後には国際社会は一定の統治基準の達成を要請したが、第二次世界大戦後には必ずしも同様の要請を行なわなかった。では、その多様性はなぜ生まれたのか。国際秩序の変動が国内秩序の安定を脅かし、その安定を維持・回復するためにさらなる国際秩序の変動が生じる。このダイナミクスを、本報告は《国際秩序と国内秩序の歴史的共振》と捉え、政体内の共存と政体間の共存とを相互に関連づけるグローバルな政治理論モデルを提示する。

討論者:
田辺明生(総合文化研究科 超域文化科学専攻)
馬路智仁(総合文化研究科 国際社会科学専攻)
伊達聖伸(総合文化研究科 地域文化研究専攻)


 
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