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【ZOOM開催】第28回地域文化研究専攻主催 公開シンポジウム ぐうたら、酔いどれ、ならず者―文学におけるアンチ・ヒーローの系譜―

掲載日:2020年10月5日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生
開催日(開催期間) 2020年10月31日 14時 — 17時30分
開催場所 その他学内・学外
会場

オンライン(Zoom ウェビナー)

https://forms.gle/nzMuuFaRy8azuzmn7から、事前登録をお願いします。

参加費 無料
申込方法 要事前申込
申込受付期間 2020年10月1日 — 2020年10月29日
お問い合わせ先 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
area*ask.c.u-tokyo.ac.jp (メール送信の際は*を小文字@に変えて下さい)
03-5454-6321
第28回地域文化研究専攻主催公開シンポジウム
ぐうたら、酔いどれ、ならず者―文学におけるアンチ・ヒーローの系譜―

 地域文化研究専攻では、さまざまな地域、時代、専門領域をカバーするスタッフの研究の多様さを活かし、横断的・越境的なテーマを採り上げてシンポジウムを開催してきました。今年度は、「アンチ・ヒーロー」をキーワードとして、異なる地域と時代を専門とする三人の文学研究者が報告を行います。
 英雄叙事詩が文学の端緒のひとつとなったように、輝かしいヒーローは、いつの時代も人々の憧れを体現してきましたが、文学はまた、これでもかと言わんばかりに、それとはかけ離れた悪漢、落伍者、破天荒な人物. . . のさまざまな変奏を造型し、人々を魅了してきました。今回のシンポジウムでは、16-17世紀スペインのピカレスク文学、19-20世紀ロシア小説、21世紀のウェスタン、ハードボイルド小説・映画を中心に、魅力的なアンチ・ヒーローたちの姿と振る舞いを見つめ、時代や社会との相関を考えたいと思います。
 地域文化研究専攻主催シンポジウムは、ひろく一般に公開されています。ご関心をお持ちの多くの方々のご来聴をお待ちしますが、とりわけ、この専攻で学んでいる院生のみなさん、これから学びたいと考えているみなさんにはぜひご参加いただき、地域文化研究の可能性についてご一緒に考え、議論できることを願っています。

日時:2020年10月31日(土)14時~17時30分
会場:オンライン(Zoom Webinar)
 *入場無料 https://forms.gle/nzMuuFaRy8azuzmn7から、事前登録をお願いします。

報告1:
〈グロテスクな世界〉の現出--ケベードのピカレスク小説におけるアンチ・ヒーロー像
竹村文彦(地域文化研究専攻)

報告2:
もう一つの生き方--希代の怠け者オブローモフと過激な酔いどれヴェーニャの生涯
安岡治子(地域文化研究専攻)

報告3:
アメリカン・アンチヒーローの西部
--21世紀のウェスタンとハードボイルド探偵小説におけるヒーロー像の変容 
井上博之(地域文化研究専攻)

コメンテーター:
山口輝臣(地域文化研究専攻)
上杉未央(日本学術振興会RPD)
司会:中尾まさみ(地域文化研究専攻)

主催:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻

ポスター:http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/_src/sc1981/sympo2020.pdf
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