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第3回GSIセミナー 吉本郁「グローバル化、主権国家体系と決定主体」

掲載日:2022年10月18日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年10月27日 15時 — 16時30分
開催場所 オンライン
定員 200名
参加費 無料
申込方法 要事前申込
ウェビナーでの開催となります。
こちらのURLから事前登録の上、御参加ください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_pOrdYm4IQse9ADVBMfKGRg
申込受付期間 2022年10月17日 — 2022年10月27日
お問い合わせ先 グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ(GSI)事務局
E-mail:contact[a]gsi.c.u-tokyo.ac.jp
*[a]は半角アットマークに置き換えてください

第3回グローバル・スタディーズ・セミナー 吉本郁「グローバル化、主権国家体系と決定主体」



報告者はこれまで、国家間の経済的なつながりや協力の深まりと、国内政治や国内秩序との相互作用に関心を持ち、その具体例として金融規制、援助と国家の正統性/民主化、グローバルバリューチェーンなどを取り上げてきている。それらについて、究極的には、グローバル化の中でも依然として主権国家体系という枠組を前提とした上で、政策決定に参加し、実施する主体と、影響を受ける主体との乖離をどう捉えるかという問いが常に念頭にあった。そこには、民主化支援などのように外からの介入で両者を一致させる試みも含まれるが、その場合も一致の仕方をめぐるイメージ自体が関連する主体(外国政府・被介入国の政府・被介入国の国民など)間で共有されているとは限らない。このような乖離を問題化し、探究する際にもまた、ある種の近代的な国家像を一つの到達点として絶対化しかねないという危険性に自覚的でありつつ、主権国家という枠組に縛られない探究が今後の方向性として可能かという点についても考えてみたい。

【報告者】吉本郁(総合文化研究科国際社会科学専攻)

【司会】馬路智仁(総合文化研究科国際社会科学専攻)

【コメント】國分功一郎(総合文化研究科超域文化科学専攻)・受田宏之(総合文化研究科国際社会科学専攻)

【言語】日本語

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