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EAAトークシリーズ「アートを通じて空気をする」第3回 後援:ダイキン東大ラボ

掲載日:2023年11月16日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2023年12月6日 18時45分 — 20時30分
開催場所 駒場地区,ハイブリッド
会場 対面:東京大学 駒場Iキャンパス 18号館ホール(開場:18:15)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
オンライン:Zoom開催
参加費 無料
申込方法 要事前申込
対面、オンラインともに参加を希望される方は、下記のフォームより参加登録ください。
対面参加定員:196名
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_ZcZ4NzWyqiX8ck0ZQiqSa0QkciP6OYxtoBO9Ac0xZeHvBg/viewform?lsrp=1
対面参加の申し込みは先着順とし、定員になり次第、事前申込みの受付を終了させて頂きます。
申込受付期間 2023年11月15日 — 2023年12月6日
お問い合わせ先 東アジア藝文書院(EAA)担当:野澤俊太郎
E-mail:nozawa*g.ecc.u-tokyo.ac.jp
※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。

ダイキン東大ラボ後援EAAトークシリーズ
アートを通じて空気をする(Doing Air through Arts)
第3回「体の中の空気たち
----Doing Air through Farts」

 

本トークシリーズでは、現代アートから見える物理的な空気、あるいは雰囲気としての空気をテーマにして、日頃気にかけることのない空気の世界について考えてみたいと思います。毎度アーティスト、美術批評家、キュレーター等の方々を2名ずつお招きして、制作過程における空気、制作過程において遭遇した空気、あるいは「空気をする(doing air)」体験についてお話し頂きます。シリーズ全体を通じて、あまり意識されることのない空気を取り巻く多様なつながりや影響関係等を現代アートとともに追体験し、空気がいかに人々や動植物等の「協存」「協同」を促進しているかについて議論してみたいと思います。

第3回は「体の中の空気たち----Doing Air through Farts」です。
音楽家・屁理屈家の中井悠さんと美術家・屁評家の水内義人さんをお招きします。

今回のセッションでは中井悠さんがまずご自身の最近の制作活動から、主に空気(や空気の不在)をめぐるプロジェクトを振り返りつつ、それらにおけるヴァーチャルの次元の立ち現れに関して屁理屈をこねくりまわします。それを受けて、セッション後半では水内義人さんが屁評を盛大にぶっ放していきます。観客も生暖かい空気に包まれながら活発な放談の一部と化していく秋の夜長をお楽しみください。

【ゲストスピーカー】
中井悠
No Collectiveの一員として偽音楽(家)、ダンスもどき、音のお化け屋敷、上演に三年かかる演劇の台本、わらべ歌などを世界各地で発表(http://nocollective.com)、Already Not Yetの一端として実験的絵本や子供のことわざ集などを出版(http://alreadynotyet.org)。制作のかたわらで、実験・電子音楽、影響や癖や虚偽の理論などについての研究を行なう。東京大学(表象文化論)准教授、アヴァンギャルド・アート(先進融合)部会主任(https://www.departmentofavantgardearts.tokyo/)、副産物ラボ主催(selout.site)。

水内義人
美術家。北海道生、奈良在住。独自の視点と解釈により滲み出るユーモアをもとに展開する展示やパフォーマンス、発明品の開発、立ち呑み屋の運営などを行い国内外で活動。他に自身の声を使った「DJ方」、バンド「巨人ゆえにデカイ」「Gas(おなら)group」名義でも活動。自主レーベルMrs.triangle主宰、今年彫刻作品として同名の呑み屋を奈良県吉野の山中にオープン。2010年Asian Cultural Council助成。

【言語】日本語

【トークシリーズ全体の論点】
物理的な空気、あるいは雰囲気としての空気を認識する行為は、往々にして何らかの出来事を伴っている。そのような出来事の積み重ねが人々にとっての空気の世界をつくり上げているとすれば、それらは行為主体である生身の人間や共同体の中に織り込まれている。誰かの空気は誰しもの空気ではない。それらはむしろ、相対的な世界である。 現代アートは、私たちの知らない空気、まだ見ぬ空気を可視化しているであろうか?個々の、あるいは共同体の経験に織り込まれた空気の世界を表現しているであろうか?それらが内包する人間以外の存在を含んだ他者性は、現代アートを通じていかに前景化されているであろうか? 詰まるところ、現代アートは、空気を取り巻く意識上隠されたつながりや影響関係を浮かび上がらせているであろうか?そして、空気はいかに人々や動植物等の「協存」「協同」を促進しているであろうか?

【主催】
東アジア藝文書院(EAA)

【後援】
ダイキン東大ラボ

【総合司会】
野澤俊太郎(EAA)

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