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GSIセミナー 上英明「キューバ革命史研究序説:対米関係と移動の政治を中心に」

掲載日:2024年5月7日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2024年5月23日 15時 — 16時30分
開催場所 駒場地区,ハイブリッド
会場 対面:東京大学 駒場Iキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

オンライン:Zoomウェビナー
お申込いただいた方に、ZoomのURLをお知らせします。
参加費 無料
申込方法 要事前申込
以下のリンクより事前登録をお願いいたします。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_V4N4q8XpQQ6hPRS2xjKNRg

定員:対面20名程度、オンライン200名程度
申込受付期間 2024年5月2日 — 2024年5月23日
お問い合わせ先 グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ(GSI)事務局
contact*gsi.c.u-tokyo.ac.jp
※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。

GSIセミナー 上英明「キューバ革命史研究序説:対米関係と移動の政治を中心に」


【司会】
伊達聖伸(大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻)

【コメント】
馬路智仁(大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻)
國分功一郎(大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻)

【言語】日本語

【要旨】
フィデル・カストロやチェ・ゲバラらが活躍した1959年のキューバ革命は、グローバル冷戦の潮流のまっただ中に中南米諸国を呑み込むだけでなく、中南米研究の爆発的な拡大を世界各地にもたらした。ところが、これだけ大きな衝撃をもたらしたにもかかわらず、この革命キューバの歴史的沿革に関しては65年を経た現在でもあまり実証的研究が進んでおらず、現代ラテンアメリカ史における空白地帯となってしまっている。本報告では、その空白を埋める一つの試みとして、革命キューバが提示した歴史観と現在に至るその展開を提示した上で、キューバにおける史料調査の重要性とその意義について議論する。具体的には、人の移動をめぐる「キューバ人とは誰か」の問題を取り上げ、革命キューバの対米関係と移民戦略の一部について現在までに判明したことを紹介し、今後の研究の道筋を示したい。その中で、歴史研究の難しさと楽しさ、および複合的な地域研究のあり方とその葛藤のようなものについても議論ができればと考えている。

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