アレクサンデル・ストゥブ フィンランド大統領来日講演:地政学と多国間秩序の再編

基本情報
区分 | 講演会等 |
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対象者 | 社会人・一般 |
開催日(開催期間) | 2025年6月10日 10時30分 — 11時30分 |
開催場所 | 駒場地区 |
会場 | |
定員 | 172名 |
参加費 |
無料
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申込方法 | 要事前申込
Googleフォームより申込み受付 https://forms.gle/5kgyiVYjJxnhbjoG8 |
申込受付期間 | 2025年5月28日 — 2025年6月9日 |
お問い合わせ先 | 井形彬特任講師 |

東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)は、「フィンランド共和国第13代大統領 アレクサンデル・ストゥブ閣下をお迎えし、下記特別公開シンポジウムを開催いたします。
「地政学と多国間秩序の再編」
フィンランド共和国 アレクサンデル・ストゥブ大統領 来日記念公開シンポジウム
このわずか3年の間に、世界は過去30年分を超える変化を遂げました。第二次世界大戦後に築かれた自由主義的な国際秩序は大きく揺らぎ、かつての多国間協調は後退。代わって、多極的な競争と地政学的対立が先鋭化しつつあります。国際社会はいま、力の均衡を見直し、新たな秩序の構築を模索する過渡期にあります。そして、これからの10年こそが、21世紀の国際秩序を左右する決定的な時間となるでしょう。
こうした歴史的転換点にあって、東京大学先端科学技術研究センターは、フィンランド共和国第13代大統領アレクサンデル・ストゥブ氏を招聘し、「地政学と多国間秩序の再編」公開シンポジウムを開催いたします。ストゥブ大統領は、イギリスの政治学名門校ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で国際関係学の博士号を取得した国際派の政治家です。欧州議会議員を経て、フィンランド政府では外務大臣、欧州・貿易担当大臣、財務大臣、首相を歴任し、2024年3月に大統領に就任しました。また、国際政治の教育・研究にも深く携わり、政策実務と学術の両面で長年にわたりグローバルな課題に向き合ってきました。現在は、欧州各国の首脳間においても、その見識と経験に基づくリーダーシップを発揮しています。
当日は、東京大学の藤井輝夫総長および東大先端研の杉山正和所長による開会の辞に続き、ストゥブ大統領による基調講演を実施します。さらに、井形彬特任講師との対談や参加者とのQ&Aセッションも行われる予定であり、国際情勢の第一線で活躍する指導者の知見に直接触れる、またとない機会となるでしょう。
国際政治、外交、経済安全保障、そして日本・フィンランド関係に関心をお持ちの皆様にとって、欧州の政治や知的リーダーシップの最前線で活躍する国家指導者の声に直接触れる、またとない貴重な機会です。本シンポジウムはまた、地政学的な結びつきが一層強まるなかで、インド太平洋とヨーロッパ、特に北欧地域との接点に浮かび上がる課題や可能性を探る、時宜を得た場ともなるでしょう。
なお、本シンポジウムに関しまして事前の参加登録が必要となっております。下記の参加フォームリンク先よりご登録ください。参加希望の方が多数いらっしゃる場合、抽選による参加者の選定を行いますので、あらかじめご了承ください。
【備考】
● 当日は危険物の持ち込みや会場内での飲食等が制限されます。ご来場された参加者の皆様におかれましては運営委員の指示に従っていただきます。ご了承ください。
● 当日は受付でご本人確認をいたします。必ず写真付きの身分証(学生証,運転免許証など)をご持参のうえお越しください。セキュリティの関係上、ご本人様確認ができない場合にはご入場をお断りさせていただく可能性があります。
● 同時通訳子機を紛失または過失により破損された場合、弁償していただく可能性がございます。お帰りの際には必ず機材をご返却ください。
使用言語:英語(ご希望の方には日英同時通訳を準備しております)