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セミナー:日本とイタリアーIMECを通じたインド太平洋とインド地中海の連携ー

掲載日:2025年11月28日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般
開催日(開催期間) 2025年12月3日 15時 — 16時30分
開催場所 駒場地区
会場
定員 102名
参加費 無料
申込方法 要事前申込

Googleフォームより申込み受付

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSenEOIE940Tq3EIxCvcDHCb2XTmy38iQ3hwnu8bYjEdOPE3qw/viewform
申込受付期間 2025年11月26日 — 2025年12月2日
お問い合わせ先

井形彬特任講師
akira-igata@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

ポスター

 東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安
全保障インテリジェンス分野(ESIL)は、イタリア政府の「インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)」特別代表であるフランチェスコ・マリア・タロ氏をお迎えし、公開シンポジウムを開催いたします。

 タロ氏は、ジョルジャ・メローニ首相の外交顧問を務めたほか、NATO常駐代表、駐イスラエル大使、アフガニスタン・パキスタン特別代表などの要職を歴任してきたイタリア屈指の経験豊富な上級外交官です。2022年のメローニ政権発足時には、イタリアの外交政策の方向性を形づくるうえで重要な役割を果たしました。

 特別代表として、タロ氏は、インド、湾岸地域、欧州を統合的なインフラ・ネットワークで結ぶ戦略的構想であるIMECの推進を担っています。本プロジェクトは、複合輸送(マルチモーダル)による交通連結、グリーンエネルギー回廊、多様で強靭なサプライチェーン、そしてデジタル・物流インフラの拡充を通じて、地域間の連結性を高めることを目的としています。地政学的不確実性が増す現代において、IMECは世界の経済安全保障を強化する重要な枠組みとして注目されつつあります。タロ氏は、投資・輸送・エネルギー分野を横断し、関係国政府、産業界、国際機関と連携しながら、回廊の具体的な運用に向けたイタリアの取り組みを主導しています。

本シンポジウムでは、IMECの現状と将来展望、地域およびグローバルなインフラ構想におけるイタリアの役割の可能性、さらに日伊協力の機会について議論します。討論は、井形彬(東京大学先端科学技術研究センター・特任講師)が進行し、港湾・物流の整備、エネルギー転換、半導体および戦略物資のサプライチェーン強靭化、ならびにインド太平洋・インド地中海地域におけるより広範な関与など、具体的な協力分野を視野に入れながら検討を深めていきます。

当日は質疑応答の時間も十分に設けております。
皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。

【備考】
● 当日は危険物の持ち込みや会場内での飲食等が制限されます。ご来場された参加者の皆様におかれましては運営委員の指示に従っていただきます。ご了承ください。
● 当日は受付でご本人確認をいたします。必ず写真付きの身分証(学生証,運転免許証など)をご持参のうえお越しください。セキュリティの関係上、ご本人様確認ができない場合にはご入場をお断りさせていただく可能性があります。  

使用言語:英語
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