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テック・クーデター:シリコンバレーから民主主義を救う方法

掲載日:2026年5月7日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般
開催日(開催期間) 2026年5月13日 15時 — 16時30分
開催場所 駒場地区
会場
定員 80名
参加費 無料
申込方法 要事前申込

Googleフォームより申込み受付

https://forms.gle/qgMySQoGDXawTcWT6
申込受付期間 2026年5月4日 — 2026年5月12日
お問い合わせ先

井形彬特任講師
akira-igata@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

ポスター

 東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安全保障インテリジェンス分野(ESIL)と駐日オランダ王国大使館は、以下の公開ブックトークを開催いたします。

マリエチェ・シャーケ著『テック・クーデター:シリコンバレーから民主主義を救う方法』

【イベント概要】
ここ数十年、テック企業は「イノベーション」を隠れ蓑に規制を巧みに回避し、政府から権力を奪い始めてきた。顔認証技術を保持する企業は、警察による監視のために市民を追跡し、暗号資産は数百万人の個人資産を失わせ、世界の金融システムの安定を脅かしている。また、スパイウェアを提供する企業は、資金力さえあれば誰にでもデジタル諜報ツールを販売している。規制なきテクノロジーが世界中の独裁者にとって強力な武器となりつつある現実は、民主主義と市民にとって重大な脅威となっている。

マリエチェ・シャーケはその著書The Tech Coup: How to Save Democracy from Silicon Valley(テック・クーデター:シリコンバレーから民主主義を救う方法)で、テック企業がいかにして私たちの生活や政府の隅々にまで入り込んできたのか、その舞台裏を明らかにする。人権擁護活動家、ビジネスリーダー、コンピュータ科学者、政治家との緊迫した会合の場に読者を導き、ソーシャルメディアから人工知能(AI)に至るまでのテクノロジーが、かつてのユートピア的な期待から、いかにして民主主義の根幹を揺るがす存在へと変貌したのかを浮き彫りにしている。

この存亡に関わる力の不均衡を是正するため、シャーケは、選挙で選ばれた公職者と市民が力を取り戻すための画期的な解決策を提示する。民主主義のリーダーたちは、企業のロビー活動による影響に抗い、デジタル世界を守るダイナミックで柔軟な担い手として自らを再定義しなければならない。元欧州議会議員であり、シリコンバレーの内情も良く知るシャーケは、テクノロジーに過度に依存する現代社会に鋭い視線を向け、手遅れになる前に民主主義がより良い未来を築くための道筋を示している。

【スピーカー】
マリエチェ・シャーケ(Marietje Schaake)
スタンフォード大学人間中心AI研究所(HAI)客員フェロー。2009年から2019年までオランダ選出の欧州議会議員を務め、テクノロジー、貿易、外交に関する欧州の政策形成における中心人物として活躍。現在ヨーロッパ全域で施行されている「ネットワーク中立性」政策の立ち上げに尽力したほか、サイバー監視技術の輸出管理強化、電子商取引やサイバーセキュリティの新政策など、デジタル領域の自由を促進する数々のイニシアチブを推進。また、米国、イラン、アラビア半島へのEU代表団の一員を務め、ケニア選挙監視団の団長も歴任。Politico誌の「2017年の最も影響力のある欧州人」の一人に選出されている。

【コメンテーター】
ジャクリン・カー(Jaclyn Kerr)

2026年度の米外交問題評議会(Council on Foreign Relations)CFR-Hitachi Fellow、及び、東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安全保障インテリジェンス分野(ESIL)上級客員研究員。米国防大学(National Defense University)情報・サイバー空間カレッジ(College of Information and Cyberspace, CIC)教授。専門は、デジタル技術および新興技術が国際政治、安全保障、民主主義に及ぼす現在および将来的な影響。これまで、権威主義体制におけるデジタル政治、市民社会や抗議運動の動員における情報技術の役割、サイバー領域戦略、グローバルなインターネット・ガバナンス、安全保障・外交政策における人工知能の役割について研究・教育を行ってきた。また、ロシア、中国、ユーラシアの政治におけるデジタル技術の役割も研究対象としている。

ピーター・ファン・デル・フルスト(Peter van der Hoest)
駐日オランダ王国大使館 政治部参事官。東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安全保障インテリジェンス分野(ESIL)客員研究員。政策研究大学院大学(GRIPS)にて博士号(国際関係学)、ユトレヒト大学にて修士号(歴史学)を取得。オランダ政府内での様々な要職を経て、国家安全保障および経済安全保障に関する広範な経験を持つ。現在は東京大学の客員研究員として、日本とオランダのユニークな歴史的関係を踏まえつつ、19世紀半ばに焦点を当てた歴史的視点から経済安全保障の研究を行っている。

【モデレーター】
井形彬(東京大学先端科学技術研究センター 特任講師)

【備考】
● 当日は危険物の持ち込みや会場内での飲食等が制限されます。ご来場された参加者の皆様におかれましては運営委員の指示に従っていただきます。ご了承ください。
● 当日は受付でご本人確認をいたします。必ず写真付きの身分証(学生証,運転免許証など)をご持参のうえお越しください。セキュリティの関係上、ご本人様確認ができない場合にはご入場をお断りさせていただく可能性があります。

使用言語:英語

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