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東京カレッジ講演会「儀礼的環境」

掲載日:2022年9月8日

基本情報

区分 講演会等
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 中学生 / 高校生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年10月6日 16時 — 17時30分
開催場所 オンライン
会場 Zoom ウェビナー
参加費 無料
申込方法 要事前申込
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ljtke9N6QUe1ZK_HiBrqrQ
申込受付期間 2022年9月8日 — 2022年10月6日
お問い合わせ先 tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp
要旨
古代のユダヤとインドの儀礼テクストは、環境問題というディレンマのためのモデルとしての役割を果たし、こうして古代の世界と現代の世界を結びつけ得るかもしれない。供犠は廃棄物の生成を必然的に伴い、聖所はmateria sacra(聖物)の残留物で満たされていく。そのような「残り物」に対する3つの異なる態度は、再利用、排除、中和という3つの儀礼的–環境学的概念をそれぞれ示唆している。

プログラム
講     演:Naphtali MESHEL(エルサレム・ヘブライ大学人文学部聖書学科・比較宗教学科 上級講師)
コメント:福永 真弓(新領域創成科学研究科 准教授)
               中村 沙絵(大学院総合文化研究科 准教授)
Q&A 

講師プロフィール
エルサレム・ヘブライ大学人文学部聖書学科・比較宗教学科に2016年着任。古代オリエントにおけるヘブライ語聖書と、その初期の解釈者に焦点を当て研究を行う。宗教学の広範な研究の中で、特にサンスクリット文学に関心を寄せている。最初の著書『The Grammar of Sacrifice』では、生贄の儀式は言語と同様に「文法」によって支配されているという古代の直観を検証している。研究テーマは、「儀礼の科学」の古代モデル、汚染と浄化のシステム、知恵文学におけるダブル・ミーニング(double entendre)のメカニズムなどがある。モスクワ国立人文大学、プリンストン大学での教員経験を経て、現職。
 
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