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附属図書館特別展示「テエベス百門の断面図 森鷗外旧蔵書展」

掲載日:2022年10月13日

基本情報

区分 展示
対象者 社会人・一般 / 在学生 / 卒業生 / 大学生 / 教職員
開催日(開催期間) 2022年10月13日 9時 — 2022年11月28日 22時30分
開催場所 本郷地区
会場 東京大学総合図書館 1階 展示スペース、オープンエリア
※東京大学に所属されていない方(入館証をお持ちの方をのぞく)は、上記以外のエリアへの立ち入りはご遠慮ください。
参加費 無料
申込方法 事前申込不要
お問い合わせ先 東京大学附属図書館所蔵資料展示委員会
E-mail: utl-tenji-group*g.ecc.u-tokyo.ac.jp ( * を@に直してください)
 2022(令和4)年は森鷗外の歿後100年にあたります。これを記念して、東京大学総合図書館が所蔵する「鷗外文庫」の展示会を開催します。「鷗外文庫」は、関東大震災後に遺族から寄贈された鷗外の旧蔵書からなる、和・漢・洋の幅広い分野に亘る約19,000冊のコレクションです。
 
 本展では、「医学生鷗外」「職務に向きあう」「知識への渇望」「人脈のなかで」「作品への通路」の5つのコーナーを用意し、鷗外が読書をしながら書入れをした蔵書や自筆本など、約100点をご紹介します。そのなかには、これまで展示されたことのない資料も数多く含まれています。
 
 タイトルの「テエベス百門」は、本学医学部教授でもあり、鷗外とかかわりが深かった詩人の木下杢太郎(本名太田正雄、1885-1945)が、敬意をこめて鷗外を「テエベス百門の大都」と呼んだことにちなみます。「テエベス」とは古代エジプトの都、テーベのことで、ホメロスの『イリアス』では「100の門を持つ」とその繁栄がうたわれました。木下は鷗外の知の幅広さ、そしてそれぞれの分野における深さを称えてこの比喩を用いたのでしょう。この呼び名の通り、鷗外は軍医・官僚・作家・詩歌人・翻訳家など、実に多様な顔を持っており、その多くで卓越した業績を残しました。本展を通じて、鷗外の知と教養の多面性を感じていただければ幸いです。

詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/html/tenjikai/tenjikai2022/index.html

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