著名女性物理学者・呉健雄栄誉ポスドク・フェローシップの設立 UTokyo D&I アクションとメッセージ
― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―
ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。
アクションとメッセージ
著名女性物理学者・呉健雄栄誉ポスドク・フェローシップの設立
カブリ数物連携宇宙研究機構 横山 広美(副機構長)
カブリ数物のダイバーシティ・イニシャティブの一環として、著名女性物理学者である呉健雄の名を冠した呉健雄栄誉ポスドク・フェローシップを設立した。教員やポスドクの選考・雇用におけるベスト・プラクティス、最初のポスドクとして、ハーバード大学の気鋭の数学者を獲得した。呉健雄は1956年同僚の提唱する弱い相互作用におけるパリティ非保存を初めて実験的に確認した。彼女は様々な面で女性研究者としてのロールモデルであった。