D&Iに加えてEquityを確保するStartup Fundの取組み UTokyo D&I アクションとメッセージ
― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―
ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。
アクションとメッセージ
D&Iに加えてEquityを確保するStartup Fundの取組み
ニューロインテリジェンス国際研究機構 ヘンシュ 貴雄(機構長)
文部科学省の事業として展開される世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)補助金で、2017年から運営される弊機構では、WPI補助金によって雇用する主任研究者8名中海外出身者が4名、女性が3名であるとともに、ポスドクは公募より原則として外国人または女性を採用している。これらのメンバーに対しては、研究立上げのため、次のEquityの観点から3年にわたってstartup fundを提供している。DiversityとInclusionは重要であるが、これらを結びつけるもう一つの概念としてEquityが強調される。
各人が同様に共通目標に到達するためには、全員が共通の足場を確保する必要があり、「DEI」にむけた戦略的取組みが求められる。