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重度の障害がある留学生の受入について UTokyo D&I アクションとメッセージ

掲載日:2022年9月9日

― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―

ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。

アクションとメッセージ

重度の障害がある留学生の受入について

公共政策大学院 飯田 敬輔(公共政策大学院長)

令和3年9月、本大学院国際プログラムコースに、障害により車いす対応と24時間介護を必要とする留学生が入学しました。障害のある留学生を受け入れるのは本学で初めてのことで、さらに世界的にコロナ感染が拡大する中、留学生を安全に入国させ、留学生活をスタートさせるため、入学前からバリアフリー支援室、障害者相談センター職員と連携し、国際支援課、奨学厚生課、他本部各課、本学附属病院の協力を得て、様々な支援準備に取り組みました。また、日本語学習経験のない留学生への支援のため、すべて英語による対応となりました。

日本政府の新型コロナウイルス感染症に対する水際対策のため、令和4年5月に入国し、1週間の隔離期間を経て、介助者用居室を備えた大学宿舎に入居しました。通常の留学生の新規渡日手続きに加え、行政へ介護福祉サービスを申請するなど生活面のサポートも行いました。

本学での留学生活が安心安全で充実したものとなるよう、今後も学習環境の整備や生活支援に取り組んでまいります。

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