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もっと、あなたらしい情報学へ UTokyo D&I アクションとメッセージ

掲載日:2022年8月3日

― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―

ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。

アクションとメッセージ

もっと、あなたらしい情報学へ

情報理工学系研究科 須田 礼仁(研究科長)

「期待」は裏切ってもいい。「期待」は往々にして、他人の事例に基づいている。参照された人とあなたとは別人だし、環境も時代も違う。そもそも、自分と他人とを比べることは人を不幸にすることが多い。そんなことより、あなたの好奇心が揺さぶられるものに取り組み、自分の強みと可能性をのびのびと伸ばすのがよい。

「弱み」は無理に直さなくてもよい。長所が伸びるなら、弱点は補われる。長所は行き過ぎることもあり、弱点がよい緩衝材になることもある。強み・弱みの異なる多様な人々が集まってはじめて、チームが力を発揮する。

私たちは、情報学にもっと女性が参加してほしいと願っている。恐らく、情報学に対する誤解や偏見も、現状に影響を与えている。若い学問である情報学には、まだ見ぬ可能性が無限にある。従来とは異なる、あなたなりの情報学を追究して構わない。未来はきっと、他人の期待をものともせず、弱みを強みにする人たちが生み出すのだと思う。

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