ユーザリサーチャー制度 UTokyo D&I アクションとメッセージ

2018年にNatureで特集が組まれるなど、サステナビリティ科学や、医学、教育、刑事司法など、マイノリティを含む市民の生活に大きな影響を与えうる科学技術の領域で、ステークホルダーとしての当事者とともに研究活動を行う「研究の共同創造」の重要性が認められつつある。先端科学技術研究センターでは2018年に、共同創造の推進を目的に、障害のある実践家を当事者コミュニティから一定期間受け入れ雇用する「ユーザリサーチャー制度」を人事部との共同により実現し、現在、先端科学技術研究センターの2研究室で6名のユーザリサーチャーが活躍している（2022年度からは、密に連携している医学系研究科医学のダイバーシティ教育研究センターでも、4名のユーザリサーチャー雇用がスタートし、部局を超えて共同創造の試みが徐々に広がりつつある）。