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井出 留美 様 | UTokyo D&I 応援メッセージ

掲載日:2022年7月29日

― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―

ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。本学のD&Iの取り組みにご賛同いただいた方から応援メッセージを頂きましたのでご紹介します。

応援メッセージ

食品ロス問題ジャーナリスト/株式会社office 3.11 代表取締役/博士(栄養学) 井出 留美 様

北海道から九州まで転々として育った私は常に異質な存在でした。JICA海外協力隊では「赴任国の人と目線を同じに」を心がけました。帰国後、180カ国で事業展開する企業で様々な国の同僚と働き、誕生日に発生した東日本大震災で食料廃棄を目の当たりにして独立、国会議員と共に食品ロス削減を訴えたことが食品ロス削減推進法成立に繋がりました。取材して書いた『捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ』は第68回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出されました。法律や本には社会を変える力がありますが、一人で作ることはできません。様々な強みを持つ多様な人と協働すれば、社会をより良く変えられ、やり甲斐を感じられます。多様な組織が共通の問題意識を持ち社会課題解決に繋げる「コレクティブ・インパクト」のアプローチが理想です。この度の東京大学のD&I宣言、大学院農学生命科学研究科修了生・農学部広報室員として嬉しく、応援の言葉を贈ります。

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