東京大学クロニクル 2015-2020 この6年間にあった主な出来事プレイバック
この6年間にあった主な出来事プレイバック
144年を数える大学の歴史から見れば、6年なんてあっという間です。寛永の時代からこの地で水を悠然と湛えてきた池からすれば、大学の歴史さえ大したものではありません。しかし、学生として、教職員として、卒業生として、縁あってこの場に居合わせた人間にとっては、この6年間はきっと特別なものだったはずです。70年を一期とすれば、二期目から三期目への架橋となった五神時代。このページでは、この間に大学の歴史に刻まれた出来事を時系列で振り返ります。出来事の数々は大学の活動を淡々と、心字池の水面は明日も木々を青々と映し出すことでしょう。
- 2015年度 第30代総長の誕生と師の志を継ぐノーベル賞
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2015/4/1
4ターム制を開始1年の課程を4学期で実施する仕組みに。
4/17
五神真総長が就任記者会見。10項目の所信を公表。「多様性を活力とする協働」「三つの基礎力」「知のプロフェッショナル」「知の協創の世界拠点」などのキーワードが登場。
5/18
駒場生協食堂で朝食半額キャンペーンを実施。入学式の総長式辞を受けて。
5/23
硬式野球部が六大学野球で法政大学に勝利。連敗を94でストップ。
6/14
自転車部の浦佑樹選手が全日本学生選手権で優勝。個人ロードレース。東大初の快挙。
8/31
ヨット部クルーザー班が世界選手権に出場。9/7
研究倫理教材コンテストを開催。9/17
皇太子殿下・妃殿下が生研を視察。藤井輝夫所長がお出迎え。
9/28
磯貝明先生らがマルクス・ヴァーレンベリ賞を受賞。「森のノーベル賞」受賞はアジア初。
10/6
梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞が決定。小柴昌俊先生に続く神岡からの快挙。
10/22
五神時代の指針「東京大学ビジョン2020」を公表。「卓越性と多様性の相互連環」が基本理念に。
11/1
若手教員の無期雇用化の促進制度を開始。11/6
東京大学ニューヨークオフィスを開設。11/11
総長が部局キャラバンをスタート。2月までに全26部局を訪問し、現場の声を吸収。2018年度には2回目を実施。
1/18
梶田隆章先生に特別栄誉教授の称号を授与。1/21
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社を設立。ベンチャー創出のための事業を実施。
1/27
五十嵐圭日子先生らの技術がギネス世界記録™に。酵素のX線結晶構造解析で最高解像度を記録。
- 2016年度 「東京大学ビジョン2020」を具現化する取組みがスタート
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2016/4/13
六大学野球開幕戦の始球式で五神総長が登板。
試合は早稲田大に0-1で惜敗。
5/14
総合研究博物館がリニューアルオープン。5/19
スポーツ先端科学研究拠点を設置。6/20
日立東大ラボを設立。
超スマート社会の実現へ向けての連携。2018年には連携の構想が本に。
7/1
マテリアルイノベーション研究センターを設置。連携研究機構制度の第1号として。
7/22
ソウル国立大学と戦略的パートナーシップ協定を締結。8/15
NHK学生ロボコンで優勝した東京大学RoboTechが首相を訪問。
その後のバンコク大会では3賞を受賞。
9/2
NECとの総合的産学協創を開始。第一弾の活動としてAIの分野で協定を締結。
9
国際卓越大学院コース(WINGS)が実質スタート。理学系研究科のGSGCが皮切りに。
9/12
総長が政府の未来投資会議の議員に。2020年7月まで全42回の会議で提言。
9/14
第55回七大学総合体育大会(七大戦)で4年振り11回目の総合優勝が決定。歴代最高得点での栄冠。9月24日に表彰式を実施。
10/1
高大接続研究開発センターを設置。10/1
次世代知能科学研究センター(AIセンター)を設置。10/3
大隅良典先生のノーベル生理学・医学賞受賞が決定。教養学部助教授時代にオートファジー研究を開始。
10/5
卓越研究員制度を開始し初年度の20人が決定。
研究のスタートアップ経費を2年間支給する制度。
11/7
生態調和農学機構の花ハスが品種登録される。
名は「月のほほえみ」。出願から2年越しの成果。
11/14
情報基盤センターのスパコンが国内最高性能と認定される。
Oakforest-PACSがストレージ性能のランキングで世界1位に
12/16
日本サッカー協会と連携協定を締結。スポーツ医学・科学研究をともに推進。
12
URA認定制度を開始。研究者に近い場で活動する部局配置型。
12/1
放射光分野融合国際卓越拠点、生物普遍性研究機構、光量子科学連携研究機構が発足。12/7
強制猥褻事件で有罪判決を受けた学生5人に懲戒処分。3人を退学、2人を停学(1年)に。
1/16
東大・経団連ベンチャー協創会議が発足革新的なベンチャーの創出・育成に向けて。
2017/1/23
東京大学公式広報動画「Utokyo/Society」を公開。社会に繋がる東大の姿を描いた2分間。
1/28
三崎臨海実験所が130周年を迎え、三浦真珠プロジェクトを開始。神奈川県、ミキモト、京急、みうら漁協との連携。
2/1
数理・情報教育研究センターが発足。2/22
大隅良典先生に特別栄誉教授の称号を授与。駒場900番教室で授与式と講演会を実施。
3/3
懲戒処分(相当)を公表。分生研の加藤茂明教授らの論文不正を認定。
3/5
スキー部の石原湧樹選手が世界選手権に出場。学生スキーオリエンテーリング全種目で日本選手トップに。
3/18
創立140周年記念展示を総合研究博物館が開始。「赤門——溶姫御殿から東京大学へ」。国宝時代の標柱も展示。
3/22
東京大学卓越教授の称号を梶田隆章先生と十倉好紀先生に授与。3/30
Utokyo BiblioPlazaがスタート。東大教員が自著を紹介するウェブサイト。
- 2017年度 創立から140年の節目に指定国立大学法人へ
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2017/4/1
ライフサイエンス連携研究教育拠点、臨床生命医工学連携研究機構、地震火山史料連携研究機構が発足。4/1
総長室の下にIRデータ室を設置。大学の意思決定を支援する情報を取り扱う。
4/5
フィールドスタディ型政策協働プログラムの開始を発表。地域の課題に学生が現場に入って挑む試み。
4/29
新設されたアジア大学連盟(AUA)に加盟。アジアの国・地域を代表する研究型大学15校の連携。
5/15
生産技術研究所附属千葉実験所が機能移転。生研発祥の地(西千葉)から柏へ。
5/26
全日本軽量級選手権エイトで漕艇部が決勝進出。12年ぶりの快挙。決勝では4位に。
6/12
宇宙から帰還した大西卓哉さんが報告会。ISSへ持参した淡青旗を東大へ返還。
6/30
文科省から指定国立大学法人の指定を受ける。「知の協創の世界拠点構想」が認められる。
7/1
ヒューマニティーズセンターが発足。文系8部局による連携研究機構。
7/4
未来社会協創推進本部(FSI)を設置。本部長は総長。地球と人類の未来に貢献するために。
7/4
第1回「環境安全衛生スローガン」を発表。7/10
総合図書館別館ライブラリープラザがオープン。能動的な学習や研究交流のための広場。
8/30
本郷の国際学術総合研究棟が完成。経済学部、公共政策大学院、文学部が共用。
9/25
ストックホルム大学群と戦略的パートナーシップ協定を締結。
10/1
次世代ニュートリノ科学連携研究機構、ワンヘルス連携研究機構、感染症連携研究機構が発足。10/8
六大学野球で15年ぶりに勝ち点を獲得。秋季リーグで法政大に連勝(9-2、8-7)。
10/10
ニューロインテリジェンス国際研究機構が発足。本学で2つ目のWPI拠点として。
10/11
先端研が創立30周年式典を開催。10/21
東京大学創立140周年記念講演会を開催。10/27
硬式野球部の宮台康平投手を日本ハムがドラフト7位指名。2004年の松家卓弘投手以来。
10/27
宇宙線研究所がスーパーカミオカンデのジグソーパズルを発売。
その難解さからTwitterで評判に。11
若手研究者国際展開事業を創設。研鑽や発信のための海外渡航に経費を支給。
11/8
Kavli IPMUが10周年記念式典を開催。数学、物理学、天文学の世界拠点に成長。
11/22
躰道部が全国学生大会10連覇を達成。計11競技に出場し8競技で優勝。
11/27
第1回グローバル・アドバイザリーボード・ミーティングを開催。
従来のプレジデンツ・カウンシルの機能をより強化。11/29
医科学研究所が創立125周年・改組50周年の式典を開催。12/10
競技ダンス部が全日本学生選手権で5連覇を達成。
合わせて5組が各部門で個人優勝。1/18
東京都女性活躍推進大賞の優秀賞を受賞。男女共同参画室の加速的取組みに高評価が。
2018/2/1
バーチャルリアリティ教育研究センターが発足。2/19
藤田誠先生のウルフ賞化学部門受賞が決定。日本からは2人目。分子の自己組織化の研究に高評価。
2/21
低温センターが設立50周年記念式典を開催。3/2
五神総長がソウル大学の入学式で祝辞。「知に支えられた真の共感」をとメッセージ。
- 2018年度 キャンパスの歴史的建築を続々とリノベーション
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2018/4/1
微生物科学イノベーション連携研究機構、地域未来社会連携研究機構が発足。4/1
定量生命科学研究所を設置。
分子細胞生物学研究所を改組。4
本郷に保育園を新設。
ポピンズナーサリースクール東大本郷さくら。4/2
本郷・中央食堂がリニューアルオープン。140周年記念。2階部分はカフェに変身。
4/12
国際総合力認定制度がスタート。愛称は「Go Global Gateway」
4/19
国際プログラミングコンテストで本学チームが入賞140チーム中の4位で金メダル獲得。
4/27
懲戒処分(相当)の公表。分生研の渡邊嘉典元教授の研究不正を認定。
5/8
中央食堂の絵画廃棄についてのお詫びを発表。宇佐美圭司作「きずな」を工事中に廃棄する過失。
6/1
教育学部附属中等教育学校の70周年記念式典。6/9
先端研が「くまモン」を研究員に任命。熊本との連携を加速。2019年には論文の筆頭著者に。
©2010熊本県くまモン6/25
岩澤雄司教授が国際司法裁判所裁判官に。日本からは4人目の選出。
6/27
全学ウェブサイトを全面リニューアル。7/1
モビリティ・イノベーション連携研究機構が発足。7/20
大気海洋研究所附属国際沿岸海洋研究センターの新棟が完成。東日本大震災で被災した大槌の施設が再建。
7/23
清華大学と戦略的パートナーシップ協定を締結。8/6
総長が北海道演習林を視察。
記念植樹を実施。文学部の常呂実習施設も視察。8/27
ヨット部クルーザー班が世界選手権に出場。日本代表4組のうち学生チームは本学のみ。
9/1
国際ミュオグラフィ連携研究機構が発足。9/5
理学部1号館東棟竣工式を開催。
20年越しの1 号館整備計画が完了。10/11
山上会館がリニューアルオープン。140周年記念。国際基準の会議場が出現。
10/26
日本の大学として初の統合報告書を発行。財務情報と活動情報を統合。
11/5
高校生・受験生向けサイト「キミの東大」を正式オープン。11/18
アメフト部が関東学生リーグ1部TOP8に昇格決定。下位ブロックのBIG8で優勝し自動昇格。
11/27
理学系研究科の大小田結貴さんがBBC「今年の女性100人」に。惑星系の成り立ちの研究に高評価が。
12/1
価値創造デザイン人材育成研究機構が発足。12/3
100%出資により東京大学エクステンション株式会社を設立。実践的リカレント教育を提供。
12/17
ダイキン工業との産学協創協定を締結。産学連携の枠に収まらない人材交流を開始。
12/25
自動車部の地頭所光選手が年間総合王者に。年6回の電気自動車レースで競う大会。
12/27
「志ある卓越。」が東京大学キャッチコピーに。140周年の公募。学際情報学府の国分峰樹さん作。
2019/1/2
陸上運動部の近藤秀一選手が箱根駅伝に出場。
前年の悔しさを越えて1区を疾走。2/1
国際高等研究所に東京カレッジを設置。テーマは「2050年の地球と人類社会」。
2/1
情報セキュリティ教育研究センターが発足。3/1
東アジア藝文書院を開設。北京大学とのジョイント研究・教育プログラム。
3/22
東京大学卓越教授の称号を藤田誠先生に授与。
- 2019年度 企業、団体、大学と広がる大型組織間連携の輪
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2019/4/1
未来ビジョン研究センター(IFI)を設置。政策ビジョン研究センターとサステイナビリティ学連携研究機構を統合。
4/1
神取道宏、辛埴、堂面一成、村山斉先生に特別教授、佐藤慎一先生に特命教授の称号を授与。新制度の適用第1号。「私は学生時代に東大紛争を、総長補佐時代に新領域創成科学研究科の制度設計を、文学部長時代に東大憲章の起草を経験した。特命教授(年史編纂担当)は、東京大学百五十年史における稗田阿礼の役割が期待されているのだろう」と佐藤慎一先生。
4/1
百五十年史編纂室を設置。4/18
健康と医学の博物館がリニューアルオープン。改装された南研究棟に移転。
4/22
UTCC(コミュニケーションセンター)がリニューアル。
公式店舗にインフォメーション機能を付加。5/1
芸術創造連携研究機構、生命倫理連携研究機構が発足。5/14
日本財団とともに海洋ごみプロジェクトを開始。大気海洋研究所の道田豊教授がリーダー。
6/5
生研などのチームが海底探査技術の国際コンペで準優勝。Shell Ocean Discovery XPRIZE。Team KUROSHIO。
6/15
B&W部の久恒歩選手がパワーリフティング世界選手権で大活躍。世界ジュニア新記録と一般の日本新記録を更新。
7/7
教養学部が70周年記念シンポジウムを開催。8/19
学生一行がダイキン・アメリカを見学。
協定によるインターンシッププログラムの一環。総長や副学長も同行。8/28
目白台インターナショナル・ビレッジが誕生。
東大病院分院の跡地が宿舎&産学協創の拠点に。9/15
陸上運動部の内山咲良選手が三段跳びで全国学生2位に。翌年の日本選手権では6位に入賞。
10/1
インクルーシブ工学連携研究機構、宇宙理工学連携研究機構、 EdTech連携研究機構が発足。10/4
大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成。翌年2月には神岡で連続運転を開始。
10/25
経済学部が創立100周年記念式典を挙行。11/1
柏の公道で自動運転バス運行実証実験を開始。柏の葉キャンパス駅~柏キャンパスの約2.6km。
11/18
小石川植物園の新温室が完成。
総床面積は旧温室の約4倍に。11/27
TSMCとの先進半導体アライアンスがスタート。10月には工学系研究科に「d.lab」を開設。
11/29
柏IIキャンパスのオープニングセレモニーを開催。産学官民連携棟と産総研柏センターがオープン。
2009年
現在
12/1
マイクロ・ナノ多機能デバイス連携研究機構が発足。12/6
ソフトバンクグループと産学協創協定を締結。「日本にはAIについて学習する場が少なかった。学習しても基礎研究だけだとビジネスにならない。事業に結びつき、エコシステムとして循環しないと続かない。われわれが東大と一緒に仕組みを作る必要がある」と孫正義さん。
12/6
東京フォーラム2019を開催。東京カレッジと韓国の学術財団Chey Instituteが共催。
12/20
IBMとの連携でJapan-IBM Quantum Partnershipを設立。
量子コンピューティングの技術革新と実用化を推進。2020/1/3
陸上運動部の阿部飛雄馬選手が箱根駅伝に出場。関東学連主将としてアンカーを務める。
1/16
東京大学スリランカ事務所をコロンボに開所。優秀な留学生を呼び込む拠点として。
2/1
トランススケール量子科学国際連携研究機構、知能社会創造研究センターが発足。2/12
ハイパーカミオカンデ計画の開始が決定。初年度予算35億円を含む2019年度補正予算が成立。「陽子崩壊や、ニュートリノのCP対称性の破れの発見などが、素粒子の統一理論や宇宙史の解明に役立つことを期待しています。2027年度の運転開始に向けて工程を進めます」と梶田先生。
2/21
水島公一先生に総長特別表彰を実施。3/24
卒業式を大幅に規模を縮小して開催。代表者のみが安田講堂に参列し、ウェブで生配信。武漢出身の学生による答辞が話題に。
3/27
経団連・GPIFとSociety 5.0 for SDGsの報告書を発表。経済界、学術界、投資家を代表する三者の共同研究。
3/26
COVID-19対策のため、学生の課外活動中止を要請。3/30
早稲田大学と連携推進協定を締結。大型国私連携で社会変革を駆動するために。3/31
新年度の授業の全面オンライン化を決定。
- 2020年度 COVID-19との苦闘を経てBeyond 2020の新地平へ
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4/1
海洋アライアンス連携研究機構、構造生命科学連携研究機構、高齢社会総合研究機構、デジタル空間社会連携研究機構、不動産イノベーション研究センターが発足。4/3
COVID-19対策のため、活動制限指針を設定。4/8
活動制限レベルを制限大に引き上げ。ごく一部の教職員を除き入構不可に。
4/12
入学式を中止し、メッセージを動画配信。5/1
Beyond AI 研究推進機構を設立。ソフトバンクグループとの共同研究を開始。
5/18
日本ペイントと産学協創協定を締結。10月には社会連携講座を開始。
7/1
現代日本研究センターが発足。人文学、社会科学、文理融合分野の研究を推進。
7/30
量子イノベーションイニシアティブ協議会を設立。量子コンピューティングのエコシステムを構築。
8/1
IFIにグローバル・コモンズ・センターを設置。地球環境保全のためのフレームワークを研究。
8/17
東京大学エコノミックコンサルティングを設立。経済学の知見から事業者に助言を提供。
8/27
渋谷保育園の「子育て研究室」が落成。教育学研究科と渋谷区の連携事業。
9/18
対面授業を一部で再開することを発表。9/20
5月開催を見送った五月祭をオンラインで開催。学生の熱意が結実。テーマは「青ク咲ク」。
9/21
高校生のためのオープンキャンパスをオンライン開催。3DCGの「バーチャル東大」が話題に。
10/1
総合図書館4階にアジア研究図書館が開館。11月26日には2013年開始の「新図書館計画」完了を記念してグランドオープン式典が開催されました。就任直後に本格化した工事を振り返った五神総長。「一時は一日数百台も入構したミキサー車の周囲への影響が心配で、閉館中の閲覧スペース確保も課題でした。図書館は学術の多様性を支える基盤。知のプロフェッショナル育成への寄与を期待します」。
10/2
藤井輝夫先生が次期総長予定者に決定。「これまで私自身は、世界の誰もが来たくなるような学問の場を作っていきたいと言ってきました」「こうした新しい学問の場を作っていくということを今後、学内外からの幅広いご意見を伺いながら進めてまいりたい」と記者会見でコメント。
10/11
漕艇部の李聖美選手が全日本選手権女子シングルスカルで7位入賞。女子選手の入賞は漕艇部史上初の快挙。
10/16
国立大学として初の大学債を発行。年限40年で発行額は200億円。東京大学FSI債。
10/28
Googleとパートナーシップを締結。「AI相利共生未来社会」実現のためのパートナーシ ップが、「国際的に活躍する次世代の人材育成を加速し、将来、地球規模の課題解決につながる可能性に大きな期待を寄せています」と、Google日本法人代表のピーター・フィッツジェラルドさん
11/12
第4回グローバル・アドバイザリー・ボードをオンライン開催。国内外のメンバー計28名が2日に分かれて議論。
11/12
2002年ノーベル物理学賞の小柴昌俊先生が永眠。11/21
駒場祭をオンラインで開催。12/3
東京フォーラム2020をオンライン開催。主題は「人新世における人類共有の地球環境、グローバル・コモンズの管理責任」。
12/6
第24代総長の有馬朗人先生が永眠。12/11
総長選考過程の検証報告書を公表。12/25
FSI債にサステナブルファイナンス大賞。
- 2015~2020 「淡青」プレイバック
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この6年間に刊行した「淡青」は今号を入れて12冊。2015年9月の31号で「五神新体制、始動。」「東京大学の現状と課題」という2つの特集が五神時代の幕開けを宣言。32号では梶田隆章先生のノーベル賞受賞の報告と、五神時代の指針「東京大学ビジョン2020」を掲載。以降、文系、卒業生、ローカル、140周年、猫、アート、三十代、オリ・パラ、コロナ禍と、様々な特集テーマをたてて東大の姿を紹介してきました。中でも37号の猫特集は話題を集め、『猫と東大。』(ミネルヴァ書房)という書籍も生まれました。
31号対談ページ
35号対談ページ31号で総長は地球環境ファシリティの石井CEOと対談。これが大きな出会いとなり、現在の石井理事が誕生しました。35号では有馬先生との新旧総長対談が実現。総長の変革駆動の志は大いに励まされました。